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    劇団K-Showアトリエ公演 K荘へようこそ 雑感
    0
      劇団K-Show Atelier Act
      『K荘へようこそ〜珍貸物件の奇妙な1日〜』

      http://homepage3.nifty.com/itokenhp/


      ずっと追っかけてる劇団なのに、ずーーっと公演を観にいけなかった劇団。
      もともと公演期間が短いし、東京でしかやらないのに、
      なぜか私の仕事が公演期間に重なることが多くて。
      あるいは、あと1週間ずれてたら東京出張と重なったのに!みたいなことも。
      結果、7年半ぶりくらいの観劇となってしまいました。

      もう、こういうのって多少無理して行く気にならないとダメですね。
      思い切って行って良かったです。


      以下、雑感。長文。






      K-show初の試みだという“アトリエ公演”。今回は、劇場ではなく、K-showがふだん稽古場として使用している場所に舞台と客席を設えての公演。照明や音響、空調、防音性など、設備としては不十分ながら(あ、でも想像していたよりずっとしっかりしていて、防音面(←上の階が工事中)以外は設備について気になることはありませんでした!)本公演と比べてもなんら遜色のない舞台だったと思います。客席と舞台が近いし、セットも八畳一間の部屋だし、すごく温かな雰囲気で迎えられました。

      すごーくすごーく、久しぶりだったK-show観劇。役者さんの顔ぶれが、私が良く観させていただいていた頃とは全然違っていました! お顔とお名前が一致する役者さんがほとんどいない……。寂しさを感じつつ、新しい役者さんと出会えて嬉しい!という前向きな心で(笑)。

      お話としては、ざっくり言って「ある青年の再生の物語」だったのかな、と。とあるアパートを舞台に、入居希望の青年が、住人にあいさつへ行くところから物語は始まります。3つの部屋それぞれで、奇妙な人物・シチュエーションに遭遇する青年。構成としてはプロローグ、1号室、2号室、3号室、エピローグ。幕間には狂言回しのアパートの管理人さん(タモリさん@「世にも奇妙な物語」的/笑)で、が登場して場を和ませつつ話を進めていく、という感じ。

      舞台が賃貸アパートで、さらに座長のあいさつに「各自がやりたい役・シチュエーションを持ち寄り」、「それをいささか強引に一本にまとめたもの」とあったので、各部屋で繰り広げられるオムニバスのようなものかと思っていたら、ガツンとメッセージも盛り込まれ、キレイにまとまっていました。

      誰かに名を呼ばれること、自ら胸を張って名乗れること。「氏名」は「使命」に、そして「姓名」は「生命」に通じる。名もなき青年(まあ当然この青年にわれわれ観客は自分自身の姿を映すのでしょう)が、これから自分の「名」と「命」をどのように背負っていくのか――。自らを省み考えさせられつつも、希望の見えるお芝居でした。上演時間こそ1時間20分とコンパクトながら、笑いありシリアスあり、しっかりK-showらしい見応えのある物語を存分に楽しませていただきました。



      **********

      以下、思いっきりネタバレあり
      (記憶曖昧なところもあり)
      ちょい長めのストーリー紹介&雑感


      名もなきとあるアパートに、ある日、入居希望の青年がやってくる。どこかワケありの様子の彼は、管理人に促されて住人たちに引っ越しのあいさつへ行く。

      1号室の住人は三姉妹。長女さやはコスプレ好き。次女はるは新薬の研究開発をしているリケジョ。三女まゆは空手や合気道などを極めた肉体派。青年が部屋を訪ねたとき、3人は眠りこんでいる清掃員を死体に見立てて、「三姉妹のうちの誰が彼女を殺したのか」の妄想推理合戦を繰り広げていた。

      2号室に住んでいるのは若い男。恋人未満の同僚の女の子とこたつでみかんを食べていたのだが、些細なケンカから、なぜか二人の体と心が入れ替わってしまう。訪れた青年も騒動に巻き込まれながら、入れ替わりの原因が3号室の安藤にもらった「こたつ」にあることをつきとめ、何とか元に戻る。入れ替わりの経験は、若い男女の関係を進める契機となり、二人は共に生きていこうと気持ちを確かめ合う。

      3号室には、未来から来たアンドロイドだという安藤と、安藤が現代によみがえらせた源義経、織田信長、沖田総司の4人がいた。安藤いわく、滅亡の危機に瀕している人類をを救うため、強力なリーダーシップをもった彼らに白羽の矢を立てたのだという。志を遂げる前に死んでしまった3人と、人類の未来を憂う安藤を前に、青年は何を思うのか。

      まさに3部屋3様。それぞれ奇妙な人物たち。そして、ワケあり青年の「ワケ」も、住人との会話や、管理人に預けた荷物の中身――七輪と練炭などが入っていた――から、徐々に明らかになっていく。会社の横領事件の罪を着せられ、社会的地位や、家族や恋人からの信頼も失い、果ては生きていく希望まで失ってしまった。このアパートは、死ぬために借りたのだった。

      管理人は告げる。青年が借りる予定だった1号室は、実は三姉妹が自殺した部屋なのだ、と。青年が最初に出会った三姉妹は、もうこの世にはいない、彼と同じように人生を悲観して自ら命を絶った者たちだった。彼女らはなぜ青年の前に現れたのか。誰かとともに生きようとする者や、志半ばで命が潰えた者、そして三姉妹との出会いは、死へ向かおうとする青年の心をゆっくりと解きほぐしていった。

      名乗るべき名を持たなかった青年は、新たな氏名=使命、あるいは姓名=生命を得て、もう一度、未来へと踏み出そうとする。

      **********

      1号室の三姉妹が、セリフの端々でなんとなく不穏で陰鬱な空気を醸し出していて、「マクベスの三人の魔女みたいだなぁ」と思っていたのですが、この三姉妹がカギというか、すごく象徴的な役割を果たしていて。おそらく、三姉妹=死と再生を司る運命の女神を象徴していたんじゃないかと。北欧神話に登場する長女ウルズ・次女ヴェルザンディ・三女スクルドのような。この女神たちは、それぞれ、過去・現在・未来を司っています。ラストシーンで青年に声をかけたのが三女まゆだったのは、青年が未来への一歩を踏み出すことを予感させるもの、と私は解釈しました。

      また、今回は「アトリエ公演」ということで、「稽古場」が「劇場」へと物理的に変わることと、青年の精神的な変化によって「死ぬための部屋」が、「再生の部屋」に変わることが、「空間の変容」という点でリンクしていたとも解釈できる気がします。

        
      | 読書/観劇/展覧会 etc. | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      2016 初観劇
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        今年最初の観劇。感想をメモメモ。
        あくまで、私個人が感じたことですから、ね。
        好み、というものがありますから、ね。


        ◆1月9日 小林賢太郎演劇作品『うるう』

        正直、期待外れだった。
        LIVE POTSUNEN 2013『 P+ 』が面白かったので、期待しすぎました。
        「演劇作品」がダメだったのか。
        ストーリーはイマイチ好みじゃなく、
        演技については・・・2時間弱ですが・・・(苦)。
        子どもを穴から引き上げるマイムが何度かあるのですが、
        一体どこをつかんでるんだ?(首を絞めてるようにしか見えん!)とか、
        セリフの言い方がくどかったり(押しつけがましかったり)とか、
        なんかそんな細かな所ばかり気になってしまって。
        あと、お客様がとてもあたたかくて(苦笑)
        最初から、割となんでもないところで大爆笑みたいな雰囲気で。
        それで、「えっ、今のそんな笑う?」みたいな感じで冷めてしまったのも一因かも。

        演出や舞台美術はさすが。
        何より美しいし、はっとするような仕掛けも多々あり。
        チェロの生演奏も素敵でした。
        ちゃんと音色に表情がある、というか。
        その人間には出せない表情が、物語の雰囲気とすごくマッチしていました。

        最後に、この作品が絵本になるという告知もありました。
        絵本だったら、余計なセリフや場面、演出などがそぎ落とされて、
        美しい童話としてさらっと読めていいかも。
        うん。絵本になったら好きになれるかも。


        ◆1月10日 博多華丸・大吉25周年記念ライブ

        お笑いは好きなのですが、ネタライブって初めてでした。
        ザ・プラン9の公演には何度か行ったことがありましたが、
        お笑いの、いわゆる「ネタ」ではなく「本公演」と銘打った演劇作品でしたから。
        (あの頃のプランには、鈴木つかささんも、なだぎ武さんもいたわ・・・懐かしい)

        記念すべき、人生初のお笑いライブ!!

        1 オープニングアクト ヒロシ
        2 バッドボーイズ
        3 スパローズ
        4 パンクブーブー
        5 タカアンドトシ
        6 チュートリアル
        7 中川家
        8 博多華丸・大吉
        9 エンディング ゲストにナインティナインの岡村隆史

        というラインナップ。
        すごく豪華で楽しかったです。

        もちろんテレビで見たことのある人気芸人さんたちばかりで、
        でも、ちゃんとネタって見たことがなかったので新鮮で。
        あたりまえだけど、演劇とは違って「マイク使うんだー」とか、そこから新鮮(笑)

        博多華丸・大吉さんは、「福岡でしかできないネタ」を盛り込んで、
        地元ローカルCMのネタとか、ギンギラ太陽’sネタとか。
        たくさん笑いました〜〜。

        来週末は「ツインズ」「熱海殺人事件」と2連続。
        こちらも楽しみです。

        | 読書/観劇/展覧会 etc. | 21:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        最近の読書記録
        1
        ここ2カ月くらいで読んだ本をざっくりメモ。
        最近読了したものから遡ってみる。

        ◆宮藤官九郎『え、なんでまた?』

        むずかしいことを考えずに読めるエッセイっていいですね。
        かんぱちゃんも、もう小学生かぁ。
        巻末の村杉・皆川・荒川3氏の鼎談も面白かった。
        東日本大震災に対しては、宮城県出身者として、
        そしてフィクションを生み出す脚本家として、その思いをつづっていた。
        良くも悪くも「なんでも震災に結びつけること」に否定的だったり(これ共感)。
        「自粛という名目で東北を無視してないか」という一文は結構刺さったなぁ。


        ◆内田百痢愽患官狄鑄』

        友人が読んでたので、真似して読んでみた(笑)
        カバーのイラストはまさかの芥川龍之介。
        百寮萓検⊆由奔放過ぎ。
        何より、その借金哲学がすさまじい。
        収入は給料と借金と豪語し、
        しかも給料が入ると人に借金を取り立てられるので
        「給料が自分を苦しめる」みたいなことも言っていて、
        なんかいろいろ通り越して笑うしかない。


        ◆竹河聖『風の大陸』全35巻

        中学生くらいのときにリアルタイムで読んでたものの、
        なんだかんだで途中で挫折。
        数年前に完結したと聞いて気になっていたところ、
        電子書籍版の全巻セットがキャンペーンで通常の半額以下で買えたので。
        いろいろ思うところはあるけど、長くなるのでやめておこう。
        幸か不幸か、一番面白いところで読むのをやめていたんだな、とだけ言っとこう。


        ◆藤井青銅『笑う20世紀』

        ちょっぴりブラックなユーモアあふれる短編。
        巻末の自作解説もあわせて面白かった。
        実はこれは中学生くらいのときに聞いていたラジオドラマの原作。
        懐かしくて電子書籍版を購入。
        NHKでやっていたラジオドラマ「青春アドベンチャー」はよく聞いていた。
        「青春アドベンチャー」で知った名作も数多い。
        『笑う20世紀』に、『BANANA FISH』もそうだし、
        成井豊『サンタクロースが歌ってくれた』、
        『魔法の王国売ります』、『あの夜が知っている』、『紅はこべ』、
        『おいしいコーヒーの入れ方』、『カルパチア綺想曲』、『夏への扉』……
        懐かしい懐かしい!!
        『BANANA FISH』はCD持ってるし(古田新太さんとか出てた!)、
        『サンタクロース…』は録音したカセットテープがまだ実家にあるかも。

        『風の大陸』もそうだけど、
        子供の頃に親しんだ古いもの(あるいは絶版になっちゃったもの)も、
        その一部が電子書籍で簡単に手に入るようになったのが嬉しいです。


        ◆北方謙三『三国志』全12巻+『三国志読本』

        これは電子書籍ではなく文庫版でそろえました。
        ちょっと切なさも残るけど、力の沸いてくるような読後感。
        「三国志には明確な勝者がいない」と言っていたのは井波律子さんだったっけか。
        男の生き様、とくと見せていただきました!
        曹操と荀の関係とか、ただの悪役ではない呂布とか、すこぶる優しい張飛とか。
        すごく北方さんらしい三国志だった!
        多分、初めて読んだ三国志が吉川英治版だったというのもあると思うけど
        私はやっぱり曹操が好き!!!
        劉備と孔明はどうも好きになれない……。
        北方さんの孔明は、チートキャラじゃなくて、
        ちゃんと人間らしくいろいろ悩んでいたのが印象的でしたが。
        呉については、私のなかでは周瑜が退場したら終わりです(笑)


        ◆吉田友和『週末台北のち台湾一周、ときどき小籠包』
        ◆下川裕治『週末台湾でちょっと一息』
        ◆司馬遼太郎『台湾紀行』(街道をゆく40)
        ◆蔡焜燦『台湾人と日本精神』
        ◆『図説 台湾の歴史』増補版

        6月の台湾出張から帰って、
        8月の再出張の前にバタバタと読んだ台湾関係の本。
        台湾の歴史、特に日本統治時代のこと、
        日本統治がどのように台湾に影響を及ぼしたのか、
        今も台湾に残る統治時代の建造物などについて知りたくて。


        ◆中井英夫『ハネギウス一世の生活と意見』

        全集未収録の随筆、評論集。
        中井英夫の全集は創元ライブラリ版で1〜5巻、つまり小説の巻だけ揃えている。
        小説以外の文章もちゃんと読みたいと思いつつ6巻以降を集められてないんだけど。
        私としては、画家の竹中英太郎についての話がたくさんあって思わぬ収穫。


        ◆天児牛大『重力との対話――記憶の海辺から山海塾の舞踏へ』

        身体論かと思いきや哲学書のようだった!


        ◆塚本正司『私たちは本当に自然が好きか』
        ◆上野誠『日本人にとって聖なるものとは何か』

        あれ?
        あんまり記憶がないぞ。


        ◆司馬遼太郎『世に棲む日々』全4巻

        吉田松陰が主人公の前半はイマイチ。
        高杉晋作がメインになってからはページをめくる手がとまらない。

        私の今年の読書テーマのひとつ「司馬遼太郎を読みなおそうプロジェクト」の一環。
        読みなおそう、というか読んでない本の方が多いけど。
        新しいの読むより、まずは再読からにしようかと。
        長編に行く前に4冊で終わるこのあたりからと思って。
        大学時代に読んでたけど、案の定、松陰のことは記憶から消え去っていた(笑)
        次は『竜馬がゆく』(全8巻)か『翔ぶが如く』(全10巻)でも。


        まあこんなところか。
        ちなみに今読んでいる本。

        ◆星野源『働く男』
        ◆大場秀章『はじめての植物学――植物たちの生き残り戦略』
        ◆隈研吾『建築家、走る』

        節操無い感じでいろいろ読みあさっていこうと思います。


         
        | 読書/観劇/展覧会 etc. | 01:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        洋館とピアノ
        0
          芸術の秋、ということで
          北村朋幹さんのピアノコンサートへ行ってきました。
          クラシックのコンサートは久しぶり。




          会場は重要文化財の「旧松本家住宅」です。
          辰野金吾設計の洋館。

          実は北村さんのことは知らなかったんだけど(スミマセン)
          会場に惹かれてチケットを取りました。
          ホールで聴くのとはまた違った雰囲気だと思って。

          ベートーヴェン、バッハ、ブラームスなど。
          素敵な選曲&演奏を堪能しました。






          終演後、紅葉の庭も楽しみました。




          開演前には結構雨が降っていたけど、
          演奏が始まるとやみました。
          晴れ間さえ見えて、北村さん何者?!(笑)って感じでした。




          ひそかに石燈籠好きの私です。




          旧松本家住宅(西日本工業倶楽部)は常時見学できるわけではないので
          北村さんのコンサートとあわせて貴重な機会でした。

          また、演奏してくださったバッハの「トッカータ」は、
          演奏家が即興を交えて弾くという意味の言葉に由来する音楽で、
          実際、楽譜も不完全で、演奏家が即興的に音を加えて演奏する曲だとか。

          北村さんが、その曲を人生になぞらえて

           即興で演奏した部分で、たとえ変な音が出てしまったとしても
            確固とした信念や、自分はこうしたいんだという強い意志があれば、
             必ず本道に立ち返ることができる、と思う

          というようなことを語ったことも印象に残りました。





          オマケで戸畑図書館。
          宗左近の資料室もあります。




          もうひとつオマケ。
          雑貨屋さんで衝動買いしたガラスのオブジェ「しずく」。
          色がきれいで、形もなんか可愛かったので。
          窓辺に置いてキラキラさせたいです。

           
          | 読書/観劇/展覧会 etc. | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          最近ハマっているもの
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            今さらの実写ドラマ化にまずビックリ。
            そしてそのキャストとビジュアルに二度ビックリ
            (正直若干げんなり/笑)

              ↓
            そういえば原作リアルタイムで読んでたなぁ。
            でも結局最後まで読んでないや。

              ↓
            “話題の”実写ドラマスタート。
            でも視聴する勇気はない(笑)
            ていうか原作読みたくなってきた。

              ↓  
            あれ、アニメ化もしてたのね。
            そういえば、なんかうっすら記憶にあるような・・・
              
              ↓
            勢いでアニメ全話見る。

              ↓
            超懐かしい!!
            ていうか、知らない(読んでない)話結構あるなぁ。
            原作読みたくなってきた。

              ↓
            勇気を振り絞って(笑)ドラマを一瞬だけ見る決意。
            が、チャンネルを変えたら
            画面にアップになった速水もこみち氏に遭遇し
            5秒で挫折。

              ↓
            あれは玉藻じゃない!!

              ↓
            つか、原作読みたくなってきた。

              ↓
            文庫で全20巻かぁ。

              ↓  
            モヤモヤしながら1週間経過。

              ↓
              ↓


            ドンッッ!!


            ああああぁぁぁ、やってしまった。
            仕事落ち着いたとはいえ何をやってるんだか。
            読むのか?読むのか、マジで。
            これ、たまに本気でコワいヤツあったなぁ。
            いまチラ見したら7巻くらいまで覚えがあるような。

            しばらく懐かしさと恐怖に浸りながら読書の秋(もう冬か)です。

              
            | 読書/観劇/展覧会 etc. | 00:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            岡田三郎助の切手原画を観に…
            0
              26日、久々の休みを利用して、佐賀へ行ってきました。
              目的は佐賀県立美術館で開催されている「岡田三郎助展」です。




              佐賀出身の洋画家・岡田三郎助。
              アカデミックな作風で、女性をモデルにした作品が多いイメージ。

              実は、そこまで好き!大ファン!!ってほどでもないのですが(笑)
              ポーラ美術館所蔵の≪あやめの衣≫が出品されるということなので、
              これはどうしても見なきゃと思って、行ってきました。




              佐賀県美、初めて来ました。
              県立博物館と美術館が隣に並んでいるのですね。




              美術館よりも、博物館の奇抜な建物にドキドキします。
              高橋てい一設計とのこと。




              左から、図録、チケット、来場記念に貰ったハガキ、出品リスト、チラシ。
              図録の表紙になっているのが、お目当ての≪あやめの衣≫です。

              これ見てピンときた方は、切手が好きな方ではないでしょうか?
              そうです。
              1982年発行の「近代美術シリーズ」の内の1種に、この作品が使われています。






              このことは、図録のコラムにも書かれていました。
              戦後発行された切手に岡田の作品が3点使われています。
              三越のポスター原画だった、鼓を打つ女性が描かれた≪婦人像≫と、
              「藤原京創都1300年」に使われた≪古き昔を偲びて≫、
              そして≪あやめの衣≫です。

              展覧会には、この3点全て出品されていました。
              切手で馴染みの深い作品を、間近に観ることができて嬉しかったです。


              1970年「切手趣味週間」の切手原画である≪婦人像≫は
              石橋財団が運営する東京のブリヂストン美術館が所蔵しています。

              余談ですが、石橋財団が、久留米市の石橋美術館の運営から撤退し、
              2016年秋には所蔵作品全てを
              ブリヂストン美術館へ移管することが明らかにされました。
              福岡県民として、とても残念でなりません。
              「岡田三郎助展」にも出品されていた≪水浴の前≫など石橋でよく観ていて、
              佐賀県美の会場で出合った時も、顔なじみに会ったような感覚になったものです。

              財団は「名品を地方に置いておくなんて」という考えなのかと
              ついつい勘ぐってしまいます。
              なんでも東京中心になってしまうのは悲しいです。

              思わず愚痴が出てしまいましたが、それはさておき。
              展覧会では、いろいろ発見がありました。
              図録によると、戦前、岡田は逓信省で切手図案の審査をするなど
              切手の発行にもかかわっていたり、
              岡田の妻・八千代が小山内薫の妹で自身も小説家だったり、
              一番「へぇ」だったのが、着物のコレクションもしていたということ。
              ≪あやめの衣≫の着物もコレクションのひとつで、今回展示してありました。
              そして、何と言っても≪あやめの衣≫、すごく良かったです。
              女性の肌の透明感とか、本当に「上品」という形容がぴったりの作品でした。





              さて。
              佐賀大学です。美術館から徒歩10分ほど。
              昨年オープンした佐賀大学美術館へ行ってきました。
              小企画展「海老原喜之助展」を開催中でした。
              油彩1点をメインに全部で5点のささやかな展示でしたが、良かったです。
              鹿児島で大規模回顧展が開催中ですが、来月、下関に巡回するので
              楽しみにしつつ、事前勉強のつもりで観ることができました。






              建物も、白を基調にガラス張りで、明るい雰囲気でした。





              佐賀大学を出て、佐賀県庁のレストランでランチです。
              県庁の最上階は展望室となっていました。
              少し曇っていたので、眺めはそんなに良くなかったので残念でした。
              晴れた日にリベンジしたいです。

              レストランは、県庁がお休みの日にも拘わらず、多くの人が訪れていました。
              写真の「伊万里ランチ」は1620円。美味でした〜。
              佐賀牛のステーキは高価だったので、佐賀牛のローストビーフ付きのこちらで。




              ちょっと晴れ間も見えて、お堀に青空が映りました!




              最後に佐賀中央郵便局に行って、風景印を頂いてきました。
              日曜でしたが、ゆうゆう窓口で押印できました。




              佐賀県美で買ったポストカードで。




              ≪あやめの衣≫のポストカードと切手です。
              この組み合わせで、あやめの図案の風景印もありだったなぁ。
              今度試してみよう。


               
              | 読書/観劇/展覧会 etc. | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              窓花
              0
                2014年、もう1月が終わろうとしています。
                コワイコワイ。

                今日は福岡アジア美術館へ行ってきました。
                福岡県内で一番好きな&注目している美術館かも。
                新年初展覧会鑑賞でした。




                「窓花(まどはな)」という展覧会です。
                以下、あじびのサイトからコピペ。

                *********

                現代アジアに生きる民俗芸術や大衆芸術を取り上げる「生活とアート」シリーズの5回目として、中国・黄土高原の切り紙を紹介します。

                切り紙は中国では剪紙(ジェンジィ)と呼ばれ、春節や婚礼の飾りなど、暮らしのさまざまな場面を彩ってきました。なかでも、窰洞(ヤオトン/横穴式の土の家)の障子窓に貼られ、ステンドグラスのように美しい光を室内に投げこむ「窓花」は、厳しい自然のなかにあって、ひときわ印象深い切り紙です。そして、こうした豊かな紙の造形を手から手へ、絶えることなく伝えてきたのは、農村で暮らす女性たちでした。

                本展では、切り紙や紙の造形だけでなく、それらが生み出された黄土高原の暮らしや生活空間にも焦点を当てることで、より深く人々の暮らしに分け入り、その造形の魅力に迫ります。また、会期中には上映会やトーク、切り紙のワークショップなどもおこないます。

                この機会にぜひ、窓花の奥深い世界に足を踏み入れてください。

                *********

                生活の中に溶け込むアート。
                母から子へ、そのまた子へと伝えられていくもの。
                ヤオトンに暮らす人々の様子を示す写真や映像もたくさん展示してあって
                また、この「窓花」展と同時開催のコレクション展のテーマが
                「家」だったこともあり(「お家へ帰ろう――わたしの居場所をめぐるストーリー」)、
                なんだか暖かい気持ちになりました。

                図録も買いました。






                もちろん窓花の画像もたくさん載っていますが、読み物が充実していて、
                もっと深く窓花に関わる人々の生活、習俗などがわかるかなぁ。








                こういう図案はコピーして型紙に使えます。
                ていうか、この図録には切り紙用の紙が付録としてついていました。

                10月から始まったこの展覧会は明日で終了。
                実は昨年4月にアジア美術館の年間スケジュールをチェックした時から
                絶対行く!!と決めて楽しみにしていたのに。
                会期終了間際に駆け込みとなってしまいました(苦笑)。
                図録も完売寸前でした。買えてよかったー。



                  
                | 読書/観劇/展覧会 etc. | 21:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                「SEMINAR」etc.
                0
                  東京に来ています。
                  北村有起哉さん主演の「SEMINAR」観劇の予定でしたので
                  ずっと前から計画していたことだったのですが・・・

                  異動からほぼノンストップで忙しかったので
                  気付いたら観劇の日が来ていた感じです。
                  (父に言われて気づいた・・・危ない危ない)

                  日曜は出張で都城にいたしなぁ。



                  そんなこんなで「SEMINAR」行ってきました。
                  ラッキーなことに、本日はアフタートークもありました。
                  もう、すごく近くから有起哉さんを拝めたので、本当に幸せでした。






                  話の内容は・・・

                  ********

                  有名作家のレナードによる、10週間5,000ドルの授業。

                  生徒4人それぞれに作品を書かせ、レナードがそれを読んで講評するという形式で授業は進められる。 ケイト、ダグラスは散々にこき下ろされたが、たった2枚の原稿のイジーをレナードは高く評価する。作品ではなく彼女の性的魅力に惹かれているのは誰の目にも明らかだ。そしてマーチンだけがいつまでも作品を出さず、レナードから臆病者とののしられる。

                  そんな時、業界筋から聞いたと言ってダグラスがレナードのスキャンダルを暴露する。レナードの徹底した生徒達への皮肉。そして彼らに対する残酷さが全ての騒動のきっかけとなり、とにかく如何に人間の心が言葉に翻弄されるか、そしてそこに露呈する自分の浅はかさに気づいた時の動揺を絶妙に描く。

                  なぜそこまでレナードは冷徹になれるのか…?

                  ********

                  と、ガッツリ公式から引用。

                  終始セリフの応酬。

                  そして、終盤のレナード(有起哉さん)の長ゼリフ、圧巻でした。
                  一人でずーっと、あれだけの量のセリフを飽きさせず聞かせるってスゴイ!!

                  ていうか有起哉さんしか見てなくて(というわけでもないけど)
                  すみません、ホントすみません(笑)


                  「SEMINAR」の前に切手の博物館、
                  後に森アーツセンターの「スヌーピー展」にも行きました。
                  それぞれ楽しかったのだけど、今は「SEMINAR」で頭いっぱい。
                  ホテルでビール飲みながらパンフレット読んでまたニヤニヤ。

                  良かった!!
                  東京来て良かった!!
                  異動で腐ってたけど、ちょっと元気でた!!!


                    
                  | 読書/観劇/展覧会 etc. | 00:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  やなせたかしさんのこと
                  0
                    どうしても書かずにはいられない。
                    長文です・・・


                    *****

                    正義について(あるいは世界的ヒーローの話)




                    「正義の敵は別の正義である」

                    と、寺山修司は言ったとか言わないとか。
                    言ったんだっけか?


                    それはともかく。
                    何が正義か、なんてコロコロ変わるもの。
                    地球を救うとかそんな大それたことはできなくても
                    たった一人の飢えた人に一欠けらのパンを食べさせてあげる。
                    小さなことかもしれないけど正義とはそういうものかもしれない。

                    日本は戦争を経験した。
                    国は「正義の戦いだ」などと言って国民に大きな犠牲を強いた。

                    正義とは一体何だろう。
                    大勢の飢えた国民を救うこともできないのか。

                    正義の味方とは何だろう。
                    怪獣と戦って勝利する。
                    戦いながら自然や街を破壊する。
                    「正義の味方」は、決して破壊されたものを直しはしない。

                    それは本当の正義と言えるのか?

                    正義のために戦うこと=人に親切にすること、は
                    必ず自分自身も傷つくことになる。
                    自分を犠牲にしても目の前の誰かを救う、それが正義だ。




                    ――そんな「正義」観から生まれたヒーローがいます。
                    平和主義と自己犠牲の「正義」を実行する
                    日本のみならず世界中で愛されている心優しきヒーロー。

                    誰の事かおわかりでしょうか?

                     砂漠に飢えた旅人がいれば「僕の顔を食べなよーー」
                     森に迷子の子どもがいれば「僕の顔は美味しいよーー」


                    そうです。
                    そのヒーローの名は……

                     ア ン パ ン マ ン !!!


                    作者のやなせたかしさんは1919年生まれ。
                    戦前・戦中・戦後を経験し、今なお「アンパンマン」シリーズをはじめ、
                    精力的に作品を描きつづけています。
                    アンパンマンには、やなせさん自身の戦争体験から生まれた「正義」への不信感と
                    絶対的な平和主義が、一貫して表されているのです。


                    参考:やなせたかし著『痛快!第二の青春 アンパンマンとぼく』
                     『アンパンマンの遺書』



                    *****

                    2008年に某所の日記に書いた文章を再掲してみました。

                    やなせたかしさんの訃報に接し、ただただ残念な思いです。
                    大人になってアンパンマンを読んでみると、
                    正義とはなにか?という深く鋭い命題を突きつけられます。
                    このような本質的なテーマは、子供の頃には難しくとも
                    いずれ伝わると考えてお書きになっていたのだろうと思います。


                    2008年、高知県香美市にあるアンパンマンミュージアムへ行きました。




                    バスもアンパンマン。




                    屋上でアンパンマンがお出迎え。
                    遊び心満載のとても楽しいミュージアムでした。






                    マンホールまでアンパンマンです!!


                    ここで私は、アンパンマンを含めた幅広いやなせさんの作品を目にしました。
                    私が特に好きなのは、やなせさんが30年にわたって編集長を務めた
                    雑誌『詩とメルヘン』。
                    同誌は投稿主体の抒情詩と抒情画の雑誌で、
                    詩やイラストの選定、カット、表紙絵などほとんど全てを
                    やなせさんが手掛けたそうです。






                    このポストカードは『詩とメルヘン』の表紙絵です。
                    創刊以来385点の全ての表紙には、必ず一組の男女が描かれました。
                    男と女どちらか一方でも命が絶たれてしまっては
                    次の新しい命の誕生はありません。
                    男女の姿は大切な命が受け継がれる平和な世界の象徴です。

                    また、虹はさまざまな色を含み、
                    各色の間に明確な境界を引くことができないことから、
                    多様性や共存の象徴とされることがあるそうです。
                    やなせさんは、虹または虹色のモチーフを多用しています。
                    そこには画面を華やかに彩る効果以上に、平和を願う気持ちといった
                    やなせさんの創作における不変のテーマが示されているのではないでしょうか。


                    絵本作家、漫画家、詩人、作詞家、作曲家、デザイナー・・・
                    いくつもの顔を持ったやなせさん。
                    アンパンマンはもちろん、
                    三越の包装紙(mitsukoshiの文字はデザイナー時代のやなせさんが書いた)、
                    多くの人に愛唱される「てのひらを太陽に」・・・
                    たくさんの作品はいつまでも人々に愛されるでしょう。

                    理不尽な「正義」に疑問を感じ、自己犠牲の精神で平和を希求された
                    やなせたかしさん。

                    どうか安らかに。


                       
                    | 読書/観劇/展覧会 etc. | 21:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    ――世界は誰かが・・・
                    0
                      なんだか、mt schoolもそうですが、
                      記事にしたいことは多々あるのに追いつかないという状況です。
                      これ以上、今更感が募る前に・・・

                      10月6日、飛ぶ劇場「大砲の家族」の千秋楽を観てきました。
                      なんだか、現在、世界中で起こっているいろんなことを想起させるお話でした。
                      いつものように自分用の感想をメモ的に。


                      【あらすじ】

                      ――世界は誰かが一発撃ち込んでくれるのを待ってたんだよ。

                      海峡を挟んで、200年間戦争状態にある二国、タナビテとユナゴル。聖域の所有権を巡って、またどちらの神が真実かを巡って、長い間小競り合いが続いていた。タナビテの山腹にある街には「大砲」が設置され、その標準は常に隣国ユナゴルを向いていた。しかし冷戦状態のいま、「大砲」は威嚇としてしか機能しなくなっており、実際起動するか怪しむ声も多かった。そんな時、大砲が設置されている「大砲団地」へ、隣国ユナゴルからの亡命者達がやってきて大砲を管理している一家と奇妙な共同生活が始まる。その一発が発射される日は来るのだろうか…。

                      (http://www.kitakyushu-performingartscenter.or.jp/
                       event/2013/1003tobugeki.html より)


                      カタカナ固有名詞が難しかった(笑)
                      後日、別の日に観に行った同僚と感想を語り合う時に、
                      国名のタナビテがどうしても思い出せず、
                      「何だっけ?あの“タピオカ”みたいな国名…」というテイタラクでした。
                      にしてもタピオカて。
                      全然違うし。しっかりしろ、私。

                      そんなことはさておき。


                      なかなかマジメなお話でした。
                      ちょっと退屈というか、少し時間を長く感じたかな。
                      無駄に思えるシーンやセリフがあったわけではないと思うんだけど
                      なんとなく。上手く言い表せないけど。
                      でも、決して面白くなかったわけでもなく。



                      大砲を管理している一家。父・母・弟・兄と幾人かの居候との共同生活。
                      冷戦状態が続く隣国へ、ついに大砲が・・・


                      いろいろあって(端折りすぎ)、結局、弟が大砲を撃っちゃうんですが、
                      それを契機に両国はついに開戦。
                      それまでの世界が、日常が、大きく変わってしまった。


                      「――世界は誰かが一発撃ち込んでくれるのを待ってたんだよ」

                      なんかわかるような気がする。
                      何かが変わるきっかけを、誰かが与えてくれるのを待っている。
                      でも面倒くさいから、自分から動く気はない、みたいな。

                      一発撃ち込む「誰か」になってしまった弟。
                      その「誰か」に「なってしまった」葛藤・・・
                      みたいなものが見たかったのかな、私?という気はします。


                      つかこうへいの「広島に原爆を落とす日」っていう公演を見たとき、
                      「原爆は神をも殺す」っていうのが、すごく印象に残っていて。
                      正しい行いをする者を神は救う。
                      でも、原爆は正しい者も正しくない者も“平等に”殺す。
                      だから、原爆は正しい者を救うはずの神の存在をも無にしてしまう。

                      聖域や神と、爆弾(大砲)が絡む話だけに、そんなことも思い出しながら。



                      それから、登場人物たちが北九州弁なのも、ポイントでしたね。
                      ベタベタの北九州弁、ありがとうございました(笑)。
                      兄弟げんかのシーンなんて、すごかったです。
                      おそらく役者さんも“ネイティブ”の方なのでしょう。

                      実は、登場人物の名前もカタカナだし、事前に読んでたあらすじとも
                      北九州弁はそぐわない感じがして、最初は違和感があったんだけど。

                      大砲を管理する一家の兄弟のうち、お兄ちゃんが発狂しちゃうのですが、
                      それまでのベタベタの北九州弁から標準語をしゃべりだすんです。
                      流暢に、おごそかに、標準語で「神の言葉」を語るお兄ちゃんを見て、
                      ああ、この人は“あっちの世界”にイっちゃったんだなぁ、
                      ってはっきり分かった。
                      違う世界の言語なんだな、って。

                      政治を語るのが標準語で、人生を語るのが方言。
                      そんなようなことを、たしか寺山修司が言ってました。

                      それを踏まえて、標準語と北九弁の対比を考えてみると深いですね。
                      確かに、標準語になっちゃったお兄ちゃんは人生なんか語ってなかったわ。



                      タナビテにも報復の爆弾が落とされます。
                      当然、大砲を管理する家族たちもその被害を受けます。
                      廃墟と化した「大砲団地」に、生き残った兄弟。
                      正気に戻った兄は、銃を持っていた。

                      暗転。

                      最後に響いた一発の銃声。
                      兄が自分のこめかみに当てた銃を弟が奪い、
                      最後には銃は弟の手にあったはずだけど。

                      さて、どっちがどっちを撃ったのか――。
                      あるいは他の何か(誰か)を撃ったのか――。


                      ラストまで気が抜けない舞台でした。



                      *****

                      飛ぶ劇場vol.34「大砲の家族」

                      北九州芸術劇場小劇場
                      10月3 〜 6日(全6回公演)

                      作・演出
                      泊篤志

                      出演
                      有門正太郎、内山ナオミ、寺田剛史、木村健二、葉山太司
                      中川裕可里、脇内圭介、野坂卓弥、阿比留丈智、角友里絵
                      宇都宮誠弥


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