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<< LOVE LETTERS 2013 | main | また八犬伝!! >>
八犬伝!
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    M&O playsプロデュース「八犬伝」観てきました。
    人生3度目?くらいの八犬伝マイブーム到来中の私。
    超タイムリーに舞台化です。


    まったく、あの長い話をどうまとめるのか、
    登場人物も多いし、里見家と玉梓の呪い、伏姫と八房、
    八犬士それぞれのエピソード・・・
    原点に忠実にはやれないだろうから、どうアレンジするんだろう。

    そして、あろうことか超!真面目で純粋な信乃を
    阿部サダヲが演じるという。


    なんかもう、すごく楽しみでした。


    で、実際、観てきて・・・


     「めちゃくちゃ」

    でしたね、いろんな意味で。
    八犬伝、ぶっ壊してくれました。



    (ここから、ちょっとネタばれです)
    (そして八犬伝興味ない方には全然面白くないでしょうし、
      説明もかなり不足しています・・・すみません)



    まず、物語は信乃が父・番作から名刀村雨を託されるところから。
    阿部サダヲは、第一声から阿部サダヲでした。
    「信乃じゃなーーい!まんま阿部サダヲじゃん!」と(笑)
    これは否定ではなくて、嬉しかったのです。
    せっかく阿部さんが演じるんだから、これくらい調子乗った信乃じゃないと!
    和太鼓のリズムも高揚感がありました!


    そして額蔵こと荘介と、玉と牡丹の形の痣を認め合い、義兄弟になる、と。
    ここから現八との芳流閣での決闘までは、
    荘介が円塚山で道節と出会うのも含め、ほぼ原典通りの流れ。
    ただし、浜路は円塚山では死なない。

    芳流閣ののちは、川を流され、古那屋で小文吾、親兵衛、ゝ大に会う
    ・・・のではなく庚申山へ。

    化け猫と雛衣のエピソードを軽く消化しつつ、
    大角と、なぜか毛野とも合流。
    ああ、大好きな対牛楼が省かれたよ(涙)
    ま、しょうがないけどね。

    で、道節と荘介とも合流し、8人そろったところでゝ大と出会う。
    ゝ大から、里見家と玉梓、伏姫の話などなど聞かされ、
    8人は里見家に仕える八犬士であることを自覚する。
    「大義」のために、危機に瀕しているという里見家を救おう!!
    と、盛り上がる8人。



    伏姫と八房によって、里見に尽くすために生み落とされた八犬士。
    玉と痣、それがその宿命の裏付け。
    そんなことを簡単に信じて、縁もゆかりもない里見家に素直に仕える8人。
    「そういう話なんだ」と思って読み進めるべき物語に
    思いっきりツッコミが入ったかたちで、後半は衝撃の展開となる。


    「大義」に疑問を持つ毛野の裏切りにより、
    なんと八犬士たちが殺し合うという、カオス!!
    しかもゝ大までもが玉梓と組んで、里見に仇なすという
    忠も義もねぇなぁ・・・という展開。


    「これは八犬伝ではないなぁ」と思っちゃいました。
    アレンジが大胆すぎる。
    馬琴が描いた八犬士の姿と逆をいっちゃった、と。


    でも、脚本を書かれた青木豪さんの
    「今を生きるものとしてのエンディング」という言葉に
    とても合っていると思った。


    だいたい、宿命だと言われて、
    もともとなんの縁もない8人が義兄弟となり、
    なんの疑問もなく(というわけでもないんだけどね)
    あっさり里見家に仕えるなんて、ありえない話だ。
    (『八犬伝』に多大な影響を与えた『水滸伝』の108星のように
      共通の志とか、やむにやまれぬ事情とかもないし)
    このへん、やっぱり現代の私たちの感覚にはそぐわない。

    それにしても、信乃が冒頭から何度も口にした「めちゃくちゃ」って、
    いいキーワードでしたね。

    アニメの「THE八犬伝」も、たしか、八犬士が最終的には里見家を捨てる、
    というエンディングだったかと記憶しているが、
    この「八犬伝」の信乃も、決められた宿命なんかじゃなく、
    自分自身で生き方を選んだ、というのがカッコよく、また現代的だった。
    (生き方を選ぶまえに殺された犬士もいるけど)

    「めちゃくちゃ」な原典を、「めちゃくちゃ」に壊して再構成。
    現代的で最高にカッコイイ八犬伝でした。


    馬琴が描いた忠義を貫く八犬士の姿もいいけど、
    青木さんの現代版の八犬伝も、すっごく良かった!!
    いい意味で、八犬伝が「壊れた」のではないかと思います。





    あ、そうそう。
    お隣の席の方と少しおしゃべりできたのも嬉しかった。
    お互い一人で観劇で。
    その方に、里見忠義公のお墓が鳥取県にあることを教えていただきました。
    『八犬伝』のずーーーっと後の話ですけど。
    江戸時代、安房(千葉)から伯耆(鳥取)へ改易となったのですね。



    とりあえず全然まとまらないけど、
    観た直後の感想をメモ的に書いてみた。

     
    | 演劇・音楽鑑賞 | 01:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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