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    ――世界は誰かが・・・
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      なんだか、mt schoolもそうですが、
      記事にしたいことは多々あるのに追いつかないという状況です。
      これ以上、今更感が募る前に・・・

      10月6日、飛ぶ劇場「大砲の家族」の千秋楽を観てきました。
      なんだか、現在、世界中で起こっているいろんなことを想起させるお話でした。
      いつものように自分用の感想をメモ的に。


      【あらすじ】

      ――世界は誰かが一発撃ち込んでくれるのを待ってたんだよ。

      海峡を挟んで、200年間戦争状態にある二国、タナビテとユナゴル。聖域の所有権を巡って、またどちらの神が真実かを巡って、長い間小競り合いが続いていた。タナビテの山腹にある街には「大砲」が設置され、その標準は常に隣国ユナゴルを向いていた。しかし冷戦状態のいま、「大砲」は威嚇としてしか機能しなくなっており、実際起動するか怪しむ声も多かった。そんな時、大砲が設置されている「大砲団地」へ、隣国ユナゴルからの亡命者達がやってきて大砲を管理している一家と奇妙な共同生活が始まる。その一発が発射される日は来るのだろうか…。

      (http://www.kitakyushu-performingartscenter.or.jp/
       event/2013/1003tobugeki.html より)


      カタカナ固有名詞が難しかった(笑)
      後日、別の日に観に行った同僚と感想を語り合う時に、
      国名のタナビテがどうしても思い出せず、
      「何だっけ?あの“タピオカ”みたいな国名…」というテイタラクでした。
      にしてもタピオカて。
      全然違うし。しっかりしろ、私。

      そんなことはさておき。


      なかなかマジメなお話でした。
      ちょっと退屈というか、少し時間を長く感じたかな。
      無駄に思えるシーンやセリフがあったわけではないと思うんだけど
      なんとなく。上手く言い表せないけど。
      でも、決して面白くなかったわけでもなく。



      大砲を管理している一家。父・母・弟・兄と幾人かの居候との共同生活。
      冷戦状態が続く隣国へ、ついに大砲が・・・


      いろいろあって(端折りすぎ)、結局、弟が大砲を撃っちゃうんですが、
      それを契機に両国はついに開戦。
      それまでの世界が、日常が、大きく変わってしまった。


      「――世界は誰かが一発撃ち込んでくれるのを待ってたんだよ」

      なんかわかるような気がする。
      何かが変わるきっかけを、誰かが与えてくれるのを待っている。
      でも面倒くさいから、自分から動く気はない、みたいな。

      一発撃ち込む「誰か」になってしまった弟。
      その「誰か」に「なってしまった」葛藤・・・
      みたいなものが見たかったのかな、私?という気はします。


      つかこうへいの「広島に原爆を落とす日」っていう公演を見たとき、
      「原爆は神をも殺す」っていうのが、すごく印象に残っていて。
      正しい行いをする者を神は救う。
      でも、原爆は正しい者も正しくない者も“平等に”殺す。
      だから、原爆は正しい者を救うはずの神の存在をも無にしてしまう。

      聖域や神と、爆弾(大砲)が絡む話だけに、そんなことも思い出しながら。



      それから、登場人物たちが北九州弁なのも、ポイントでしたね。
      ベタベタの北九州弁、ありがとうございました(笑)。
      兄弟げんかのシーンなんて、すごかったです。
      おそらく役者さんも“ネイティブ”の方なのでしょう。

      実は、登場人物の名前もカタカナだし、事前に読んでたあらすじとも
      北九州弁はそぐわない感じがして、最初は違和感があったんだけど。

      大砲を管理する一家の兄弟のうち、お兄ちゃんが発狂しちゃうのですが、
      それまでのベタベタの北九州弁から標準語をしゃべりだすんです。
      流暢に、おごそかに、標準語で「神の言葉」を語るお兄ちゃんを見て、
      ああ、この人は“あっちの世界”にイっちゃったんだなぁ、
      ってはっきり分かった。
      違う世界の言語なんだな、って。

      政治を語るのが標準語で、人生を語るのが方言。
      そんなようなことを、たしか寺山修司が言ってました。

      それを踏まえて、標準語と北九弁の対比を考えてみると深いですね。
      確かに、標準語になっちゃったお兄ちゃんは人生なんか語ってなかったわ。



      タナビテにも報復の爆弾が落とされます。
      当然、大砲を管理する家族たちもその被害を受けます。
      廃墟と化した「大砲団地」に、生き残った兄弟。
      正気に戻った兄は、銃を持っていた。

      暗転。

      最後に響いた一発の銃声。
      兄が自分のこめかみに当てた銃を弟が奪い、
      最後には銃は弟の手にあったはずだけど。

      さて、どっちがどっちを撃ったのか――。
      あるいは他の何か(誰か)を撃ったのか――。


      ラストまで気が抜けない舞台でした。



      *****

      飛ぶ劇場vol.34「大砲の家族」

      北九州芸術劇場小劇場
      10月3 〜 6日(全6回公演)

      作・演出
      泊篤志

      出演
      有門正太郎、内山ナオミ、寺田剛史、木村健二、葉山太司
      中川裕可里、脇内圭介、野坂卓弥、阿比留丈智、角友里絵
      宇都宮誠弥


      | 読書/観劇/展覧会 etc. | 21:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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