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    やなせたかしさんのこと
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      どうしても書かずにはいられない。
      長文です・・・


      *****

      正義について(あるいは世界的ヒーローの話)




      「正義の敵は別の正義である」

      と、寺山修司は言ったとか言わないとか。
      言ったんだっけか?


      それはともかく。
      何が正義か、なんてコロコロ変わるもの。
      地球を救うとかそんな大それたことはできなくても
      たった一人の飢えた人に一欠けらのパンを食べさせてあげる。
      小さなことかもしれないけど正義とはそういうものかもしれない。

      日本は戦争を経験した。
      国は「正義の戦いだ」などと言って国民に大きな犠牲を強いた。

      正義とは一体何だろう。
      大勢の飢えた国民を救うこともできないのか。

      正義の味方とは何だろう。
      怪獣と戦って勝利する。
      戦いながら自然や街を破壊する。
      「正義の味方」は、決して破壊されたものを直しはしない。

      それは本当の正義と言えるのか?

      正義のために戦うこと=人に親切にすること、は
      必ず自分自身も傷つくことになる。
      自分を犠牲にしても目の前の誰かを救う、それが正義だ。




      ――そんな「正義」観から生まれたヒーローがいます。
      平和主義と自己犠牲の「正義」を実行する
      日本のみならず世界中で愛されている心優しきヒーロー。

      誰の事かおわかりでしょうか?

       砂漠に飢えた旅人がいれば「僕の顔を食べなよーー」
       森に迷子の子どもがいれば「僕の顔は美味しいよーー」


      そうです。
      そのヒーローの名は……

       ア ン パ ン マ ン !!!


      作者のやなせたかしさんは1919年生まれ。
      戦前・戦中・戦後を経験し、今なお「アンパンマン」シリーズをはじめ、
      精力的に作品を描きつづけています。
      アンパンマンには、やなせさん自身の戦争体験から生まれた「正義」への不信感と
      絶対的な平和主義が、一貫して表されているのです。


      参考:やなせたかし著『痛快!第二の青春 アンパンマンとぼく』
       『アンパンマンの遺書』



      *****

      2008年に某所の日記に書いた文章を再掲してみました。

      やなせたかしさんの訃報に接し、ただただ残念な思いです。
      大人になってアンパンマンを読んでみると、
      正義とはなにか?という深く鋭い命題を突きつけられます。
      このような本質的なテーマは、子供の頃には難しくとも
      いずれ伝わると考えてお書きになっていたのだろうと思います。


      2008年、高知県香美市にあるアンパンマンミュージアムへ行きました。




      バスもアンパンマン。




      屋上でアンパンマンがお出迎え。
      遊び心満載のとても楽しいミュージアムでした。






      マンホールまでアンパンマンです!!


      ここで私は、アンパンマンを含めた幅広いやなせさんの作品を目にしました。
      私が特に好きなのは、やなせさんが30年にわたって編集長を務めた
      雑誌『詩とメルヘン』。
      同誌は投稿主体の抒情詩と抒情画の雑誌で、
      詩やイラストの選定、カット、表紙絵などほとんど全てを
      やなせさんが手掛けたそうです。






      このポストカードは『詩とメルヘン』の表紙絵です。
      創刊以来385点の全ての表紙には、必ず一組の男女が描かれました。
      男と女どちらか一方でも命が絶たれてしまっては
      次の新しい命の誕生はありません。
      男女の姿は大切な命が受け継がれる平和な世界の象徴です。

      また、虹はさまざまな色を含み、
      各色の間に明確な境界を引くことができないことから、
      多様性や共存の象徴とされることがあるそうです。
      やなせさんは、虹または虹色のモチーフを多用しています。
      そこには画面を華やかに彩る効果以上に、平和を願う気持ちといった
      やなせさんの創作における不変のテーマが示されているのではないでしょうか。


      絵本作家、漫画家、詩人、作詞家、作曲家、デザイナー・・・
      いくつもの顔を持ったやなせさん。
      アンパンマンはもちろん、
      三越の包装紙(mitsukoshiの文字はデザイナー時代のやなせさんが書いた)、
      多くの人に愛唱される「てのひらを太陽に」・・・
      たくさんの作品はいつまでも人々に愛されるでしょう。

      理不尽な「正義」に疑問を感じ、自己犠牲の精神で平和を希求された
      やなせたかしさん。

      どうか安らかに。


         
      | 読書/観劇/展覧会 etc. | 21:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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