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    最近の読書記録
    1
    ここ2カ月くらいで読んだ本をざっくりメモ。
    最近読了したものから遡ってみる。

    ◆宮藤官九郎『え、なんでまた?』

    むずかしいことを考えずに読めるエッセイっていいですね。
    かんぱちゃんも、もう小学生かぁ。
    巻末の村杉・皆川・荒川3氏の鼎談も面白かった。
    東日本大震災に対しては、宮城県出身者として、
    そしてフィクションを生み出す脚本家として、その思いをつづっていた。
    良くも悪くも「なんでも震災に結びつけること」に否定的だったり(これ共感)。
    「自粛という名目で東北を無視してないか」という一文は結構刺さったなぁ。


    ◆内田百痢愽患官狄鑄』

    友人が読んでたので、真似して読んでみた(笑)
    カバーのイラストはまさかの芥川龍之介。
    百寮萓検⊆由奔放過ぎ。
    何より、その借金哲学がすさまじい。
    収入は給料と借金と豪語し、
    しかも給料が入ると人に借金を取り立てられるので
    「給料が自分を苦しめる」みたいなことも言っていて、
    なんかいろいろ通り越して笑うしかない。


    ◆竹河聖『風の大陸』全35巻

    中学生くらいのときにリアルタイムで読んでたものの、
    なんだかんだで途中で挫折。
    数年前に完結したと聞いて気になっていたところ、
    電子書籍版の全巻セットがキャンペーンで通常の半額以下で買えたので。
    いろいろ思うところはあるけど、長くなるのでやめておこう。
    幸か不幸か、一番面白いところで読むのをやめていたんだな、とだけ言っとこう。


    ◆藤井青銅『笑う20世紀』

    ちょっぴりブラックなユーモアあふれる短編。
    巻末の自作解説もあわせて面白かった。
    実はこれは中学生くらいのときに聞いていたラジオドラマの原作。
    懐かしくて電子書籍版を購入。
    NHKでやっていたラジオドラマ「青春アドベンチャー」はよく聞いていた。
    「青春アドベンチャー」で知った名作も数多い。
    『笑う20世紀』に、『BANANA FISH』もそうだし、
    成井豊『サンタクロースが歌ってくれた』、
    『魔法の王国売ります』、『あの夜が知っている』、『紅はこべ』、
    『おいしいコーヒーの入れ方』、『カルパチア綺想曲』、『夏への扉』……
    懐かしい懐かしい!!
    『BANANA FISH』はCD持ってるし(古田新太さんとか出てた!)、
    『サンタクロース…』は録音したカセットテープがまだ実家にあるかも。

    『風の大陸』もそうだけど、
    子供の頃に親しんだ古いもの(あるいは絶版になっちゃったもの)も、
    その一部が電子書籍で簡単に手に入るようになったのが嬉しいです。


    ◆北方謙三『三国志』全12巻+『三国志読本』

    これは電子書籍ではなく文庫版でそろえました。
    ちょっと切なさも残るけど、力の沸いてくるような読後感。
    「三国志には明確な勝者がいない」と言っていたのは井波律子さんだったっけか。
    男の生き様、とくと見せていただきました!
    曹操と荀の関係とか、ただの悪役ではない呂布とか、すこぶる優しい張飛とか。
    すごく北方さんらしい三国志だった!
    多分、初めて読んだ三国志が吉川英治版だったというのもあると思うけど
    私はやっぱり曹操が好き!!!
    劉備と孔明はどうも好きになれない……。
    北方さんの孔明は、チートキャラじゃなくて、
    ちゃんと人間らしくいろいろ悩んでいたのが印象的でしたが。
    呉については、私のなかでは周瑜が退場したら終わりです(笑)


    ◆吉田友和『週末台北のち台湾一周、ときどき小籠包』
    ◆下川裕治『週末台湾でちょっと一息』
    ◆司馬遼太郎『台湾紀行』(街道をゆく40)
    ◆蔡焜燦『台湾人と日本精神』
    ◆『図説 台湾の歴史』増補版

    6月の台湾出張から帰って、
    8月の再出張の前にバタバタと読んだ台湾関係の本。
    台湾の歴史、特に日本統治時代のこと、
    日本統治がどのように台湾に影響を及ぼしたのか、
    今も台湾に残る統治時代の建造物などについて知りたくて。


    ◆中井英夫『ハネギウス一世の生活と意見』

    全集未収録の随筆、評論集。
    中井英夫の全集は創元ライブラリ版で1〜5巻、つまり小説の巻だけ揃えている。
    小説以外の文章もちゃんと読みたいと思いつつ6巻以降を集められてないんだけど。
    私としては、画家の竹中英太郎についての話がたくさんあって思わぬ収穫。


    ◆天児牛大『重力との対話――記憶の海辺から山海塾の舞踏へ』

    身体論かと思いきや哲学書のようだった!


    ◆塚本正司『私たちは本当に自然が好きか』
    ◆上野誠『日本人にとって聖なるものとは何か』

    あれ?
    あんまり記憶がないぞ。


    ◆司馬遼太郎『世に棲む日々』全4巻

    吉田松陰が主人公の前半はイマイチ。
    高杉晋作がメインになってからはページをめくる手がとまらない。

    私の今年の読書テーマのひとつ「司馬遼太郎を読みなおそうプロジェクト」の一環。
    読みなおそう、というか読んでない本の方が多いけど。
    新しいの読むより、まずは再読からにしようかと。
    長編に行く前に4冊で終わるこのあたりからと思って。
    大学時代に読んでたけど、案の定、松陰のことは記憶から消え去っていた(笑)
    次は『竜馬がゆく』(全8巻)か『翔ぶが如く』(全10巻)でも。


    まあこんなところか。
    ちなみに今読んでいる本。

    ◆星野源『働く男』
    ◆大場秀章『はじめての植物学――植物たちの生き残り戦略』
    ◆隈研吾『建築家、走る』

    節操無い感じでいろいろ読みあさっていこうと思います。


     
    | 読書/観劇/展覧会 etc. | 01:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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