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    劇団K-Showアトリエ公演 K荘へようこそ 雑感
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      劇団K-Show Atelier Act
      『K荘へようこそ〜珍貸物件の奇妙な1日〜』

      http://homepage3.nifty.com/itokenhp/


      ずっと追っかけてる劇団なのに、ずーーっと公演を観にいけなかった劇団。
      もともと公演期間が短いし、東京でしかやらないのに、
      なぜか私の仕事が公演期間に重なることが多くて。
      あるいは、あと1週間ずれてたら東京出張と重なったのに!みたいなことも。
      結果、7年半ぶりくらいの観劇となってしまいました。

      もう、こういうのって多少無理して行く気にならないとダメですね。
      思い切って行って良かったです。


      以下、雑感。長文。






      K-show初の試みだという“アトリエ公演”。今回は、劇場ではなく、K-showがふだん稽古場として使用している場所に舞台と客席を設えての公演。照明や音響、空調、防音性など、設備としては不十分ながら(あ、でも想像していたよりずっとしっかりしていて、防音面(←上の階が工事中)以外は設備について気になることはありませんでした!)本公演と比べてもなんら遜色のない舞台だったと思います。客席と舞台が近いし、セットも八畳一間の部屋だし、すごく温かな雰囲気で迎えられました。

      すごーくすごーく、久しぶりだったK-show観劇。役者さんの顔ぶれが、私が良く観させていただいていた頃とは全然違っていました! お顔とお名前が一致する役者さんがほとんどいない……。寂しさを感じつつ、新しい役者さんと出会えて嬉しい!という前向きな心で(笑)。

      お話としては、ざっくり言って「ある青年の再生の物語」だったのかな、と。とあるアパートを舞台に、入居希望の青年が、住人にあいさつへ行くところから物語は始まります。3つの部屋それぞれで、奇妙な人物・シチュエーションに遭遇する青年。構成としてはプロローグ、1号室、2号室、3号室、エピローグ。幕間には狂言回しのアパートの管理人さん(タモリさん@「世にも奇妙な物語」的/笑)で、が登場して場を和ませつつ話を進めていく、という感じ。

      舞台が賃貸アパートで、さらに座長のあいさつに「各自がやりたい役・シチュエーションを持ち寄り」、「それをいささか強引に一本にまとめたもの」とあったので、各部屋で繰り広げられるオムニバスのようなものかと思っていたら、ガツンとメッセージも盛り込まれ、キレイにまとまっていました。

      誰かに名を呼ばれること、自ら胸を張って名乗れること。「氏名」は「使命」に、そして「姓名」は「生命」に通じる。名もなき青年(まあ当然この青年にわれわれ観客は自分自身の姿を映すのでしょう)が、これから自分の「名」と「命」をどのように背負っていくのか――。自らを省み考えさせられつつも、希望の見えるお芝居でした。上演時間こそ1時間20分とコンパクトながら、笑いありシリアスあり、しっかりK-showらしい見応えのある物語を存分に楽しませていただきました。



      **********

      以下、思いっきりネタバレあり
      (記憶曖昧なところもあり)
      ちょい長めのストーリー紹介&雑感


      名もなきとあるアパートに、ある日、入居希望の青年がやってくる。どこかワケありの様子の彼は、管理人に促されて住人たちに引っ越しのあいさつへ行く。

      1号室の住人は三姉妹。長女さやはコスプレ好き。次女はるは新薬の研究開発をしているリケジョ。三女まゆは空手や合気道などを極めた肉体派。青年が部屋を訪ねたとき、3人は眠りこんでいる清掃員を死体に見立てて、「三姉妹のうちの誰が彼女を殺したのか」の妄想推理合戦を繰り広げていた。

      2号室に住んでいるのは若い男。恋人未満の同僚の女の子とこたつでみかんを食べていたのだが、些細なケンカから、なぜか二人の体と心が入れ替わってしまう。訪れた青年も騒動に巻き込まれながら、入れ替わりの原因が3号室の安藤にもらった「こたつ」にあることをつきとめ、何とか元に戻る。入れ替わりの経験は、若い男女の関係を進める契機となり、二人は共に生きていこうと気持ちを確かめ合う。

      3号室には、未来から来たアンドロイドだという安藤と、安藤が現代によみがえらせた源義経、織田信長、沖田総司の4人がいた。安藤いわく、滅亡の危機に瀕している人類をを救うため、強力なリーダーシップをもった彼らに白羽の矢を立てたのだという。志を遂げる前に死んでしまった3人と、人類の未来を憂う安藤を前に、青年は何を思うのか。

      まさに3部屋3様。それぞれ奇妙な人物たち。そして、ワケあり青年の「ワケ」も、住人との会話や、管理人に預けた荷物の中身――七輪と練炭などが入っていた――から、徐々に明らかになっていく。会社の横領事件の罪を着せられ、社会的地位や、家族や恋人からの信頼も失い、果ては生きていく希望まで失ってしまった。このアパートは、死ぬために借りたのだった。

      管理人は告げる。青年が借りる予定だった1号室は、実は三姉妹が自殺した部屋なのだ、と。青年が最初に出会った三姉妹は、もうこの世にはいない、彼と同じように人生を悲観して自ら命を絶った者たちだった。彼女らはなぜ青年の前に現れたのか。誰かとともに生きようとする者や、志半ばで命が潰えた者、そして三姉妹との出会いは、死へ向かおうとする青年の心をゆっくりと解きほぐしていった。

      名乗るべき名を持たなかった青年は、新たな氏名=使命、あるいは姓名=生命を得て、もう一度、未来へと踏み出そうとする。

      **********

      1号室の三姉妹が、セリフの端々でなんとなく不穏で陰鬱な空気を醸し出していて、「マクベスの三人の魔女みたいだなぁ」と思っていたのですが、この三姉妹がカギというか、すごく象徴的な役割を果たしていて。おそらく、三姉妹=死と再生を司る運命の女神を象徴していたんじゃないかと。北欧神話に登場する長女ウルズ・次女ヴェルザンディ・三女スクルドのような。この女神たちは、それぞれ、過去・現在・未来を司っています。ラストシーンで青年に声をかけたのが三女まゆだったのは、青年が未来への一歩を踏み出すことを予感させるもの、と私は解釈しました。

      また、今回は「アトリエ公演」ということで、「稽古場」が「劇場」へと物理的に変わることと、青年の精神的な変化によって「死ぬための部屋」が、「再生の部屋」に変わることが、「空間の変容」という点でリンクしていたとも解釈できる気がします。

        
      | 読書/観劇/展覧会 etc. | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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