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    手紙がつなぐ水曜日の物語
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      熊本県津奈木町にある海の上の廃校「赤崎小学校」に宛てて
      自分の「水曜日の物語」を手紙にしたため、郵送すると
      その手紙は「赤崎水曜日郵便局」の局員の手で「見知らぬ誰か」へ届けられる。
      また、自分も「見知らぬ誰か」からの手紙を受け取ることができる。

      誰に届くかわからない、誰から届くかわからない。
      「見知らぬ誰かとの片道書簡」


       ――海が陸と陸をつなぐように、赤崎水曜日郵便局は、
         見知らぬ人々の水曜日の物語という日常を手紙でつないでいる――
           
           楠本智郎『赤崎水曜日郵便局』(KADOKAWA 2016.2)



      つなぎ美術館が主催するアートプロジェクト
      「赤崎水曜日郵便局」が書籍になったということで、さっそく購入。


      廣瀬智央さんの「メイルプロジェクト」といい、
      この「赤崎水曜日郵便局」といい、手紙好きとしては、無視できない。


       廣瀬さんの「メイルプロジェクト」は、以前、友人が参加して、
       ドイツ経由ミラノからのお便りをくれたっけ。
       これ、もらった時にブログに書こうとしたけど書きかけのまま放置してた。

       そのときのプロジェクトを改めて紹介すると……

       廣瀬智央(ひろせさとし)さんは、ミラノと東京を拠点に活動する美術家。
       2014年の東京都現代美術館のワークショップ関連企画
       「日・伊の往復書簡―発見の術プロジェクト」は、
       参加者が東京で投函した空のポストカードが、
       遠くミラノへ旅をし、廣瀬さんを介して、
       もう一枚の空のポストカードとイタリアの空気が同封されて
       旅先の途中であるドイツのケルンから指定の宛先へと発送されるというもの。

       友人が東京で私にこのハガキをしたためてくれた2015年の2月から
       3ヵ月以上の時をかけて私のもとに来てくれたこの便りは、
       イタリア、ドイツと旅を続け、
       土地の「空気」や「記憶」、「物語」を付け加えながらも
       さながらタイムカプセルのように、
       その当時の彼女の思いを届けてくれたのが嬉しい。

       と、当時の私はメモしていました。



      閑話休題。
      今日は書籍版『赤崎水曜日郵便局』の話でした。


      全国から送られてきた膨大な「水曜日の物語」の一部が
      この本では紹介されている。
      老若男女の水曜日。
      見開きの右ページに手書きの手紙、
      左ページに手紙が活字化されたもの、という構成。
      手書きの味と活字になって個性がひとつ消されたもの。
      まだ全部は読めていないけど、
      それぞれの「水曜日の物語」はとても面白い。
      特別な一日もあれば、穏やかな日常もあり。
      幸せな日もあれば、悲しい日もあり。

      赤崎水曜日郵便局は2016年3月31日で閉局してしまうという。
      私も「見知らぬ誰か」へ手紙を書いてみようかな。


      赤崎水曜日郵便局
      http://www.akasaki-wed-post.jp/
      ※水曜日にしか見ることができません。

      つなぎ美術館
      http://www.town.tsunagi.lg.jp/Museum/

      日・伊の往復書簡―発見の術プロジェクト
      http://topica-rediscover.tumblr.com/


         
      | 切手・郵活・風景印 | 12:50 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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        | - | 12:50 | - | - | - | - |
        赤崎水曜日郵便局は以前新聞で知りましたが、本になったり閉局するのは初めて知りました。郵便局つながりで『漂流郵便局』を読んだ事を思い出しました。届け先の分からない手紙を預かり、プロジェクト型のアート作品として展示されてるので、そこを訪れた人は誰でも見れるそうです。赤崎水曜日郵便局と趣旨は違うけど手紙の良さを実感出来る所は共通してるなぁと思いました。自分宛の手紙が世界を渡って届くなんて、ロマンチックで素敵ですね〜☆
        | ローズ | 2016/02/25 6:31 PM |
        赤崎水曜日郵便局、新聞やテレビでも取り上げられていますね。
        「漂流郵便局」は知りませんでしたが、こちらも面白そう!!
        セトゲーの作品だったんですね。2010年には行ったのですが、「漂流郵便局」が発表された2013年は行けませんでした。そういえば、今年は「瀬戸内国際芸術祭2016」が開催されます。行けるかなぁ。
        やっぱりメールとかLINEは便利だけど、手書きの手紙の良さって変わらないですよね。
         
        | blue | 2016/02/29 11:16 PM |









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