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    歩いたー
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      仕事終わりに「六本木アートナイト」へ。
      といっても、少し六本木界隈を歩いてみた程度。
      前回(去年)は震災で中止になったらしい。

      結構な数のアート作品がたった一晩のために設営されている。

      たとえば、国立新美の草間カボチャ。



      これはこれで、かわいい。

      にしても、すごい人だった。

      六本木アートナイト
      http://www.roppongiartnight.com/


         
      | アート・展覧会 | 00:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      02 ゾロにまつわる思い出のようなもの
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        ※原作には「ゾロの正体は?」とドキドキしながらストーリーを追っていく楽しみがあるんだろうけど、ここでこの物語について書くからにはゾロの正体に触れないわけにはいかない(じゃないと話が進まない!)。まあ、そこを分かってて読んでも十分面白いし、この物語を楽しむポイントはたくさんあるはずなので、気にせずネタばれしていこう。あしからず。

        01でも触れたとおり、私がゾロを知ったのは1996年。全52話のアニメーション「快傑ゾロ」だった。子供向けということで(製作のMONDTVによると6-12歳を対象としているらしい)、原作と異なる部分もありながらもその魅力を損なうことなく、分かりやすく面白くまとめられた作品だった。
        並はずれた知略と剣術でもって権力をかさに弱者を虐げる者たちを断罪する、ひたすらカッコいいゾロ。その正体は大農場主の御曹司・ディエゴ。彼は、周囲に自分がゾロだとばれないよう普段は臆病で穏やかな青年を演じている(たまに天然)。この二面性がまた魅力。そして、リトルゾロに扮してゾロを助ける、ディエゴの弟のような存在・ベルナルド。気が強くて心優しいヒロイン・ロリタ。敵対する軍人代表・レイモン司令官。その腹心の部下・ガブリエル少尉。人の良いゴンザレス軍曹。それぞれのキャラクターも活き活きとして魅力的で、すごく惹きこまれた。ツッコミどころも多かったけど。

        さて、このアニメがとても面白かったので、原作が読みたくなった当時の私は、早速、図書館へ足を運んだ。地元にはなかったので、県立図書館から取り寄せてもらい、一気に読んだ。読後、どうしても手元に置いておきたくなり、絶版になっていた原作本を求めて古書店を探し回ったのも良い思い出。運よく入手した創元推理文庫版(井上一夫訳)と角川文庫版(広瀬順弘訳)は、引っ越すたびに「やはりどちらも捨てられない!」と、未だに自室の本棚に並んでいる。


        創元推理文庫版(左)と角川文庫版(右)

        私は映像等で知って気に入った作品は、原作があれば必ず読むようにしている。「観る」より「読む」方が好きだし、面白いと信じてもいるので。原作が面白ければ、その作品の背景(歴史や文化、地理、習俗などなど)が分かるような本、その作品を書くにあたって作家が参考にしたと思われる本、その作品の影響を受けて生まれた本、または同じ作家の別の著作……といった具合に、そこからどんどん読むものを広げていく。

        ともかく、私にとって『快傑ゾロ』は、「広げたくなる」タイプの物語だった。……だったはずなのだが、当時、マッカレーに関する情報はほとんどなく(私の情報検索能力もなかったが)、あっさり挫折。読んだのは学校の図書室にあった『パリの怪盗』のみ。細かい内容は忘れてしまったが、面白かったのは覚えている。あと、ラストが「なんか、ソレずるくね?」みたいなオチだった気が……。ああ、やっぱりストーリー覚えてない(数年前、教育実習で母校にお世話になった際、ふと思い出して図書室へ行ってみたが、もう置いてなかった。さびしい)。

        今はインターネットである程度の情報は簡単に手に入れることができる(便利な世の中になったものだ!)。各種の公的なサイトからゾロファンによる私設サイト(アニメ版ゾロのファンサイトも含む)まで、幅広い情報があふれている。もっともマッカレーの生涯については、特に小説家になる以前のことは残された記録が少なく、わからないことも多いようだが。


        角川文庫版(上)と創元推理文庫版(下)カバー。
        どちらも映画「アラン・ドロンのゾロ」の写真が使われている。
        ちなみに、私は角川文庫のデザインの方が好き。

        そういえば、「装丁が違うから!」、「版が違うから!」などと言って同じ本を集めてしまう私の癖は、思えば、訳者と出版社の違う2種類の『快傑ゾロ』を手にした時から始まったのかもしれない……(しかも現在それぞれ「新版」と「改版」が出ているらしく、本当はこれも欲しい。読み比べたい。でも4冊はさすがに自重したい!)。


        そうそう。ネットが便利という話だが、昨年末ふと原作を読み返してみて、このアニメが無性に見たくなったが、残念ながらDVDなどは販売されていない。そこで早速ネットで検索。SNSだ、ツイッターだ、と情報が氾濫するこのご時世。もしや、探せば見ることができるのでは、と・・・

        あった!

        しかも、全話!!!
        リアルタイムで見ることができなかったものも含めて全て見た。懐かしく、そして変わらず、いや、むかし見ていた以上に面白かった。おかげでハマリなおして、こんな雑文書くに至ってるわけだけど。いや、まったく、便利な世の中だ。


        参考
        ・Z会(快傑ゾロ同盟)(管理人=桟田バーバラ様):
        http://heponet.web.fc2.com/
        アニメーション「快傑ゾロ」の放映から16年。こんなにもゾロファンがいるのかと勇気づけられる思い!アニメ版について、そのほか小説や映画などについても詳しい、ゾロ愛あふれるサイトです。
        ・MONDTV:
        http://www.mondotv.it/MondoTVspa/sitoweb_mondotv/paginaIniziale.php
        アニメーション「快傑ゾロ」製作。イタリア語と英語。
        ・アニメが見れる動画サイト:
        載せると差支えがありそうなのでURLは割愛。検索して下さい。多くの方々に見たいただきたい作品です。



            
        | 『快傑ゾロ』とその周辺 | 00:45 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |