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** vanish into the blue **身辺雑記。
郵活とか読書記録とか、日々の雑事を備忘録的に。 2013.12.31 Tuesday
良いお年を〜
気がつけば2013年もあと3時間切っちゃいました。
今年もいろいろありました。 拙ブログを読んで下さった皆様、 さらに、いろいろと交流を深めていただいた皆様、 本当にありがとうございました。 個人的には異動などあり、 特に後半は疾風怒濤の1年でした。 来年も、あくまでマイペース(スローペース)な 更新となると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。 さて。 今年中に読んでおきたい本があるので、 あと3時間弱、読書に没頭したいと思います(笑) こんなとこまでギリギリな自分。 ももクロちゃんは可愛いなぁ。 さすがに紅白見ると大晦日感が沸いてきますね。 2013.12.30 Monday
06 ゾロ関連の書籍等について補足
マッカレーは、戦前、国内外の探偵小説を紹介していた雑誌『新青年』にて「地下鉄サム」シリーズが発表されて以降、『双生児の復讐』などの作品が江戸川乱歩によって翻案されたり、三上於菟吉やその他の作家たちに影響を与えたり、日本における大衆小説の成立に大いに寄与した作家のひとりだった。
『快傑ゾロ』については、小説の翻訳・出版よりも、アメリカで制作された映画(1921年封切の「奇傑ゾロ」)の公開、そしてその翻案(1923年封切の「怪傑鷹」)の方が先だったが、先にも挙げた『双生児の復讐』や『黒星』といった作品は、戦前から戦後にかけて、複数の訳者や出版社から、また、特に子ども向けの探偵小説(あるいは名作)全集的な形としても繰り返し刊行されている。このことは、マッカレーが日本においてそれなりに認められていたということの証左であるといえると思う。 にもかかわらず、マッカレー(あるいは「ゾロ」)に関する日本語の文献といったら、単行本のあとがきや解説を除けばほぼ皆無。単行本などもほとんど絶版。さびしいなぁ。 で。 私は何をしたいのかというと、漠然とだけど、「ゾロ」を中心にマッカレーの創作物が日本でどのように受容され、影響を与えてきたか、みたいなことを考えてみようかなぁ、と。 そういうわけで、まずはゾロ関連の書籍等の一覧を作ってみたのである。 ギリギリ生誕130年にセーフか(苦笑)。 マッカレーの作品については、日本では「ゾロ」よりも「地下鉄サム(Thubway Tham)」シリーズの方がなじみ深いよう。マッカレーが「地下鉄サム」シリーズを発表したのが1919年。日本では、早くも1922年に雑誌『新青年』において紹介されているが、ゾロの初めての邦訳は1959年である(I-1『世界大ロマン全集』第58巻)。 アメリカにおいてマッカレーによる「ゾロ」の物語が最初に発表されたのは、1919年8月9日のAll-Story Weekly 誌上だった(ちなみに、日本で放映されたアニメ「快傑ゾロ」で、ロリタが「ディエゴは8月生まれの獅子座」と発言しているが、これがその由来だろう。気づいたとき思わずニヤリ。以来、私はひそかに8月9日をディエゴの誕生日だと決めつけている)。当初のタイトルは“The Curse of Capistrano”(「カピストラノの疫病神」)で、後に(単行本刊行時?)“The Mark of Zorro”と改められた。 ダグラス・フェアバンクスの映画「奇傑ゾロ」の日本公開が1921年というのも併せて考えると、日本での出版は遅いような気がする。本当に1959年なのかな。同じマッカレーの『双生児の復讐』と『赤い道化師』は『新青年』に載ってるんだけどなぁ。でも、漫画や児童書の類では、1948年に、中井矢之助『少年快傑ゾロ』(II-1)、 西田静二『快傑ゾロの勝利』(II-3)なども見られる。映画に基づいて構成されたものか。 I-1 『世界大ロマン全集』について この全集は、1956-59年にかけて東京創元社から全65巻が刊行された。新書版サイズで函入り。マッカレーの『怪傑ゾロ』、『地下鉄サム』のほか、A・デュマ『鉄仮面』、『巌窟王』や、ヴェルヌ『八十日間世界一周』、呉承恩『西遊記』、オルツィ『紅はこべ団』などがある。多くが後に創元推理文庫版として刊行されている。 「その国民全部が熱狂的な愛読者であり、その物語の主人公たちは国民的英雄であり、憧憬の的であるような人間の行動と知恵の勝利とを讃えた小説、世界大ロマン全集はそのようなロマンの生命である真の面白さを以て全世界を魅惑してきた世紀のベストセラー、一流画家の多色デザイン、家中で一生楽しめる大ロマン全集」 (『世界大ロマン全集』解説より) この時は「怪傑ゾロ」と表記されているが、1969年に創元推理文庫の刊行時には「快傑」の表記となっている。訳者の井上一夫(1923-2003)は、創元社や早川書房などでミステリーを多く翻訳している。 II 漫画・ジュブナイル版などについて 先述のとおり、1948年、「世界大ロマン全集」に先駆けて、榎本書店、瑶林社といったところから(ちなみに両社とも大阪の出版社らしい)出版されている。II-1〜4は「プランゲ文庫デジタル児童書コレクション」(http://digital.lib.umd.edu/ 2013年12月25日閲覧)より。国際子ども図書館にマイクロがあるみたいなので、いつか見てみたい。 他に、漫画雑誌の付録やディズニー絡みのものもある。ここに挙げているものは、現在販売されている古書のデータベースが検索できる「日本の古本屋」(http://www.kosho.or.jp/top.do)で探したものも含まれている(随時更新されているので、今検索しても見つからないものもある)。ちなみに『冒険王』の付録(II-6)は、10.000円の値がついていた。 IV 映画関連について 映画関連は本気で探せばもっとあるはず。でも私が映画にそんなに興味がないのでこれくらいで。ちなみに、ダグラス・フェアバンクス「奇傑ゾロ」はパブリックドメインだそうで。インターネットアーカイブで視聴可能(http://www.archive.org/)。 映画関連で小ネタを一つ記しておくと、1923年末に封切られた「怪傑鷹」(脚本:寿々喜呂九平、監督:二川文太郎、出演:高木新平、阪東妻三郎ほか)は、1921年公開の「奇傑ゾロ」を翻案したもの。内容としては「スピード感の快い活劇映画」で、「小柄で身軽な高木新平が覆面、黒装束で軽快に疾走し跳躍し、川のなかで妻三郎の武士と激しく闘う」(足立巻一「牧野映画と少年」『日本映画の誕生』講座 日本映画1 岩波書店 1985年10月p.154)とのこと。原作小説の翻訳よりも映画の翻案が先だったようだ。 とりあえず、こんなところで。 2013.12.29 Sunday
05 マッカレー生誕130年によせて 〜ゾロ関連書籍等一覧
世界的に有名な「快傑ゾロ」の原作者であるジョンストン・マッカレー(Johnston McCulley)は、1883年2月2日、アメリカ合衆国イリノイ州オタワに生まれた。つまり、今年(2013年)めでたく生誕130年を迎えたことになる。
このマッカレー、およびマッカレーが生み出した「ゾロ」というキャラクターについて、私は大変興味を覚え、ここでもちまちまと雑文を書いてきたりしている。しかし、生誕130年という節目の年に至って、何かもうちょっとちゃんとしたものを残しておきたいと思ったのだけど果たせず……。日本で刊行された書籍の目録くらいはまとめたいと考えていて、作業中だったのに、まさかのUSB破損に見舞われ、すっかりやる気をなくしてしまったという体たらく。 デジタルは脆い!過信するなかれ!!! それはさておき。 日本で出版されたゾロ関連の書籍等一覧をまとめてみた。 マッカレー全般には手が回らなかったので、とりあえず、ゾロ関連のみ。 インターネットで調べられる範囲なので、遺漏も多いはず。 でもないよりはマシ。自分の覚書程度に。 ***** ○編著者等『タイトル』(『所収本タイトル』、巻号等)出版社 出版年 の順に記載。 ○*が付いているものは入手済みまたは既読。 ○「怪傑」あるいは「快傑」、およびマッカレーの表記については、その本の表記に従った。 発音的にはマッカリーが近いと思うが、普通はジョンストン・マッカレーと表記されている。 I まずは翻訳書 *1. ジョンストン・マッカレー/井上一夫(訳) 『怪傑ゾロ』 (『世界大ロマン全集』第58巻) 東京創元社 1959年 ※ちなみに定価210円! *2. J・マッカレー/井上一夫(訳) 『快傑ゾロ』 東京創元社(創元推理文庫) 1969年12月 *3. ジョンストン・マッカレー/広瀬順弘(訳) 『快傑ゾロ』 角川書店(角川文庫) 1975年6月 4. ジョンストン・マッカレー/広瀬順弘(訳) 『快傑ゾロ』改版 角川書店(角川文庫) 1998年8月 5. J・マッカレー/井上一夫(訳) 『快傑ゾロ』新版 東京創元社(創元推理文庫) 2005年12月 II 漫画・ジュブナイル版など(雑誌の付録として出されたものもあり) 1. 中井矢之助 『少年快傑ゾロ』 榎本書店 1948年5月25日 2. 中井矢之助 『少年快傑ゾロ』 榎本書店 1948年9月15日 3. 西田静二 『快傑ゾロの勝利』 瑶林社 1948年6月20日 4. 西田静二 『快傑ゾロ復讐鬼』 榎本書店 1948年11月1日 ※『快傑ゾロの勝利』続編 5. ウォルト・ディズニー(文)/藤田茂(画) 『ディズニー長編漫画3 快傑ゾロ』 トモブックス社 1959年2月 6. 西田靖(文)/林朝路(画) 『冒険文庫 怪傑ゾロ』 (『冒険王』1960年12月号(12巻12号) 秋田書店 1960年12月 付録) 7.久米元一(文)/古賀亜十夫(画) 『快傑ゾロ』 講談社の絵本 ゴールド版 119(第6巻第14号) 講談社 1963年7月 *8. マッカレイ(原作)/平塚武二(訳・文) 『快傑ゾロ』 (川端康成ほか監修 『少年少女世界の名作文学』11 アメリカ編 2 小学館 1965年) ※原作をもとにして、子供向けに加筆。伊勢田邦彦の挿画 9.「怪傑ゾロ」 (ウォルト=ディズニースタジオ(編)/柴野民三ほか(著) 『物語の世界 ディズニー名作図書館』 講談社 1972年) 10. 「ウオルトディズニーの怪傑ゾロ」 (『ディズニーの国』 1973年5月号(第4巻第5号) リーダーズダイジェスト日本支社 1973年5月 付録) ※漫画。著者等不明。このほか、同年7月号と11月号にも同様の付録があったらしい(「日本の古本屋」に挙がっている)。 11. 『怪傑ゾロ』 (名作選定委員会(編) 『少年少女世界の名作文学』6 アメリカ編)小学館 1974年 ※8の再編版か III 他作家による関連作品 1. ジェイムズ・ルセーノ/奥村章子(訳) 『マスク・オブ・ゾロ』 早川書房(ハヤカワ文庫) 1998年9月 ※映画「マスク・オブ・ゾロ」のノベライズ版。2代目ゾロが活躍するというオリジナルストーリー *2. イサベル・アジェンデ/中川紀子(訳) 『ゾロ 伝説の始まり』 上・下 扶桑社(扶桑社ミステリー文庫) 2008年4月 ※ディエゴがいかにして“ゾロ”になるに至ったかを描く。アメリカ先住民の習俗などを絡めながら、スペイン留学を経てディエゴがゾロとしての特異な人物像を形成する過程を追う 3. スコット・シエンシン/富永和子(訳) 『レジェンド・オブ・ゾロ』 竹書房(竹書房文庫) 2006年1月 ※映画「レジェンド・オブ・ゾロ」のノベライズ版。「マスク・オブ・ゾロ」の続編 IV 映画に関するもの(パンフレットは除く) 1. 児玉数夫 『1940年代の洋画』 河出書房新社(河出文庫) 1989年4月 ※1940年「快傑ゾロ」を紹介 *2. 山田宏一 『ビデオラマ 空想の映画館記憶の映画館』 講談社 1993年12月 ※快男子ダグラス「奇傑ゾロ」「海賊」 *3. 松田集(編) 『帝都封切館 戦前映画プログラム・コレクション』 フィルムアート社 1994年9月 ※1921(大正10)年「奇傑ゾロ」 *4. ジョルジュ・サドゥール/丸尾定ほか(訳) 『世界映画全史 8 無声映画芸術の開花 ―アメリカ映画の世界制覇〔2〕 1914-1920』国書刊行会 1997年12月 ※「<シーザーたちよりも暴力的な>ハリウッド(アメリカ 1918-1920)」で、あらゆる面で成功を収めた「奇傑ゾロ」について紹介する。ダグラス・フェアバンクスの最高潮を示すとともに、アクションや義賊としての主人公イメージを確立し、その後の映画に多大な影響を与えたとして、傑作と評価される *5. ジョルジュ・サドゥール/丸尾定(訳) 『世界映画全史 11 無声映画芸術の成熟 ―ハリウッドの確立1919-1929』 国書刊行会 1999年12月 ※「スターの映画」で、ダグラス・フェアバンクスについて詳述。そのなかで「奇傑ゾロ」について触れている V その他 *1. 長谷部史親 「ジョンストン・マッカレー」(『欧米推理小説翻訳史』 本の雑誌社 1992年5月) ※初出は『翻訳の世界』1990年6-9月号 *2. 加藤薫 「「怪傑ゾロ」の研究事始め」 (『麒麟』11号 神奈川大学経営学部十七世紀文学研究会 2002年3月 ) *3. 上西哲雄 「ゾロの生誕地としての文学と映画の交差点」 (西前孝(編)『交差するメディア アメリカ文学・映像・音楽』 大阪教育図書 2003年3月) 随時、追記予定。情報提供大歓迎です。 2013.12.28 Saturday
クリスマス小型印
もうクリスマスも過ぎ去ってしまいましたが。
とりあえずメモ的に。 こちらは前の記事でもご紹介しました。 切手の博物館の「クリスマスの12日 6日目」です。 本当は12日間コンプリートしたいくらいでしたが。 「CHRISTMAS HEARTS クリスマスカードを送ろう!」。 「サンタさんへの手紙 東京地方展」。 「はこだてサンタ定期出張所」。 「クリスマスの12日 12日目」。 小型印とか風景印とか、 調べ始めると欲しいものがたくさん出てきますね。 来年はますます“郵活”に力を入れたいです。 2013.12.23 Monday
切手の博物館
12月18日、目白にある切手の博物館へ行ってきました。
「切手はイギリスから」展を開催中でした。 本展は、世界最初の切手発行国であるイギリスの歴史や伝統、芸術、名所や観光地、 美しい自然などを、切手で楽しむ展覧会です。 今夏、王子が誕生したイギリス王室も特集します。切手は私たちに、興味深いことを いろいろ教えてくれます。「知っているようで知らなかったイギリスのことが、切手を通 して見えてくる」、切手でイギリスを味わい尽くしましょう。 博物館のサイトに上記のような文章がある通り、 切手を通じてイギリスの魅力を堪能することができました。 正直、王室関係の切手はあんまり興味がなかったけど(苦笑) アリスやピーターラビット、モリスのテキスタイル……などなど。 展示を見た後は、お買い物!! 台湾の年賀切手(馬)2種です。 私の主な収集対象である美術作品の切手。 エゴン・シーレです。 1F奥のロータスさんへも行きました。 人物2種。 上は日本画家の速水御舟、下は作家の曲亭(滝沢)馬琴。 郵便料金が値上げになると、使い勝手が良いのではと62円切手。 20円切手も可愛いの探しておかなきゃです。 値上げ関係なく15円切手も。 ペンギン可愛い。 上の写真は、10枚セットでした。 黒田清輝の≪湖畔≫の切手が欲しくて買いました。 この日は3Fで「切手の博物館のクリスマス」も開催中でした。 クリスマス関連の切手がたくさん。 ブリューゲルの切手。 フィンランドの切手3種。 素敵なデザインに一目ぼれ。 それから、小型印も。 ところで皆さん、小型印とか風景印とか、 どんなふうに集めていらっしゃるのでしょうか? 私は、最近(というか集め始めたの自体が最近だ……) このようにラベルシールに押印してもらうかたちで収集しています。 これだと郵頼などもしやすいですし、後からノートに貼ります。 気が向けば印に合わせてコラージュしてもいいし、 何かメモしたいことがあれば一緒に書き込むこともできます。 今回、この小型印を押してくださった係員さんに 「ラベルシールでどうやって集めてるの?」と聞かれまして。 「実は集め始めたばかりで、方法を模索中なのですよ」と。 そうしたら、係員さんご自身が収集されているものを見せて下さいました。 その方は、名刺サイズのカード(というかちゃんとお名前入った名刺だった)に 押印し、それを名刺ファイルに入れて収集されていました。 お! 私、お気に入りの切手はこうしてファイリングしてあるぞ!! こんな感じで。 そうか、小型印も同じようにすれば良かったかも!! これだと、後から並べ替えもできますね。 テーマごとにしたり、日付順にしたり。 また、カードを一枚とって飾る、なんてことも。 まだまだしばらく模索中が続きそうです。 2013.12.19 Thursday
「SEMINAR」etc.
東京に来ています。
北村有起哉さん主演の「SEMINAR」観劇の予定でしたので ずっと前から計画していたことだったのですが・・・ 異動からほぼノンストップで忙しかったので 気付いたら観劇の日が来ていた感じです。 (父に言われて気づいた・・・危ない危ない) 日曜は出張で都城にいたしなぁ。 そんなこんなで「SEMINAR」行ってきました。 ラッキーなことに、本日はアフタートークもありました。 もう、すごく近くから有起哉さんを拝めたので、本当に幸せでした。 話の内容は・・・ ******** 有名作家のレナードによる、10週間5,000ドルの授業。 生徒4人それぞれに作品を書かせ、レナードがそれを読んで講評するという形式で授業は進められる。 ケイト、ダグラスは散々にこき下ろされたが、たった2枚の原稿のイジーをレナードは高く評価する。作品ではなく彼女の性的魅力に惹かれているのは誰の目にも明らかだ。そしてマーチンだけがいつまでも作品を出さず、レナードから臆病者とののしられる。 そんな時、業界筋から聞いたと言ってダグラスがレナードのスキャンダルを暴露する。レナードの徹底した生徒達への皮肉。そして彼らに対する残酷さが全ての騒動のきっかけとなり、とにかく如何に人間の心が言葉に翻弄されるか、そしてそこに露呈する自分の浅はかさに気づいた時の動揺を絶妙に描く。 なぜそこまでレナードは冷徹になれるのか…? ******** と、ガッツリ公式から引用。 終始セリフの応酬。 そして、終盤のレナード(有起哉さん)の長ゼリフ、圧巻でした。 一人でずーっと、あれだけの量のセリフを飽きさせず聞かせるってスゴイ!! ていうか有起哉さんしか見てなくて(というわけでもないけど) すみません、ホントすみません(笑) 「SEMINAR」の前に切手の博物館、 後に森アーツセンターの「スヌーピー展」にも行きました。 それぞれ楽しかったのだけど、今は「SEMINAR」で頭いっぱい。 ホテルでビール飲みながらパンフレット読んでまたニヤニヤ。 良かった!! 東京来て良かった!! 異動で腐ってたけど、ちょっと元気でた!!! 2013.12.06 Friday
MIWA、レオニ展 etc.
ご無沙汰しています。
「mt school 福岡」の記事を最後に随分と更新を怠ってしまいました。 しかも「次回に続く」らしいですが・・・ 何を書こうとしていたのか、うっすらとしか覚えていない・・・ さて。 今日は8月のチケット争奪戦を制したNODAMAP「MIWA」観劇。 大千秋楽でした。 あの野田秀樹さんが!あの美輪明宏さんを!題材に、舞台を作り上げる、 しかも主演が宮沢りえさん!とくれば、期待せずにはいられません。 単に美輪さんの半生をたどるだけではなく、同性愛、歌、原爆、天草四郎、踏絵など、 そこにたくさんのイメージが折り重なり、言葉遊びやメタファー、ギャグがちりばめられ、 次から次へと物語が飛躍し、万華鏡のようにキラキラと異なる様相を見せ続けます。 野田さんも美輪さんも長崎県出身。 美輪さんは実際に被爆していますが、戦中戦後の長崎、というのも大事な要素でした。 長崎弁も違和感なしでした。 長崎に住んでたことがあるので、懐かしかったです。 やっぱり大きなテーマは「愛」かな。 キリスト教的な愛、家族愛、同性愛・・・。 美輪さんは、幾多の困難を経て、大きなものを背負いながらも もっともっと大きな愛を追い求め、そしていろんな人に与え続けてきたのかな、と思います。 そんな美輪さんに挑んだ宮沢りえさんは終始キラキラしていました。 古田新太さんはギラギラしていました(笑) 美輪さんメイク&カツラの古田さん、インパクト大でした。 パンフレット、1000円でしたが情報量も多くて満足です。 美輪さんと野田さんの対談を熟読したい。 そうそう。 舞台関連でもうひとつ、再来週、東京まで「SEMINAR」という舞台を観に行くのですが、 今日、ぴあの抽選予約で当選したチケットを引きかえてきました。 端の方だけどB列だった! I列より前は確約みたいなこと書いてあったけど全然期待してなかっただけに嬉しい。 これで北村有起哉さんを間近でじっくり堪能できる!!!!! 有起哉さんは今一番注目している役者さん。 この人を追っかけるためだけに、あちこち遠征している私です。 ・・・のわりに、テレビ出演はたびたび見逃す(笑) 今日は観劇の後に、美術館にも行ってきました。 レオ・レオニ展。 ねずみのフレデリックや、スイミーなどでお馴染みの絵本作家。 コラージュやスタンプなどで作られた絵本の原画は見ているだけで楽しくなります。 油絵や彫刻があったのは驚き。 物販コーナーも楽しかったなぁ。 今日はゆっくり見られなかったので、後日また行こうと思います。 最後に近況を。 実は先月、職場で異動になりまして。 数年前から、異動の話が出ては消えていく、の繰り返しだったので 今回も無いだろうとタカをくくっていたのですが。 打診があって、散々抵抗したけれど、本決まりになったのが10月半ば。 今度の異動のきっかけは私の同期が一人辞めたことだったのですが、 その同期の仕事を少し引き継いで、異動のための引き継ぎもやりつつ、 新しい仕事もザクザク回され・・・。 異動してからは本当に仕事量が増えました。 金曜日は力仕事だったので、次の日は全身筋肉痛(笑) しかもちょっと風邪気味ダウン寸前。 オマケに通勤時間が2倍になりました。 バス+徒歩で約2時間(往復4時間)。 毎日がちょっとした小旅行です。 全然楽しくないですけどね。 通勤時間が延びたことで、読書スピードが上がり(笑) 半月で北方謙三の『楊令伝』全15巻を読破いたしました。 全然嬉しくないですけどね。 と、ちょっと愚痴っぽくなってきました。 この忙しさは今月半ばまで続くかなぁ。 来週末の出張さえ終わってくれれば・・・。 年末年始はゆっくりできそうなのが良いかな。 前の職場は2日から出勤だったしなぁ。 |