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** vanish into the blue **身辺雑記。
郵活とか読書記録とか、日々の雑事を備忘録的に。 2014.12.31 Wednesday
大晦日
2014年も、もうすぐ終わりです。
今年もいろいろな出会いがありました。 拙ブログにご訪問くださった皆さま、 どうもありがとうございました。 プライベートでは、 引っ越したり 金田一耕介シリーズ全読破したり 友人の勧めで石川直樹さんにハマったり その縁で国東半島芸術祭に参戦したり 郵活が充実したり ちょっと忠臣蔵に詳しくなったり…… そんな1年でした。 仕事では、移動して半年たって業務量増加。 息切れしながら走り抜けた1年でした。 来年は、もう少し何事にも余裕が持てるといいなぁ。 ギリギリまでやる気が出ない性分を何とかしないといけません。 郵頼に速達使うとか、もうやめたい(笑) それでは、2014年もあと数時間。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。 blue 2014.12.23 Tuesday
忠臣蔵の小型印
忠臣蔵ウィーク2014と第111回義士祭の小型印を郵頼したことは先日書きました。
今日は詳細を調べたので、そのことについて書こうと思います。 戦国にはあまり興味のない、中途半端な“歴女”です。 最近は江戸時代にうっすら興味が沸いていたので、 忠臣蔵小型印は「絶対コンプリートしてやる!」と心が躍りました。 忠臣蔵はいわずと知れた「忠臣たちの仇討ち」の物語。 いまや年末の風物詩ともいえますね。 元禄時代に実際に起こった事件……かいつまんで書くと、 江戸城で赤穂藩主・浅野内匠頭が、吉良上野介を斬りつける →浅野は即日切腹、浅野家断絶、赤穂藩お取り潰し →翌年、家臣らが吉良邸に討入り、主君・浅野内匠頭の仇を討つ ……を元に創作された物語です。 事件自体がドラマチックなうえに登場人物も豊富で多彩。 しかも、浅野内匠頭が刃傷に及んだ理由がわからないなど、 適度に“謎”もあり・・・・・・、創作意欲を掻き立てるテーマではないですか!! こんなおいしい題材、演劇界がほっとくわけないですよね。 というわけで浄瑠璃や歌舞伎で、忠臣蔵物は大当たり。 なかでも決定版といわれるのが「仮名手本忠臣蔵」。 全十一段にも及ぶ大作です。 江戸時代、本当に忠臣蔵は人気で、歌舞伎や浄瑠璃の上演はもちろん、 浮世絵にもたくさん登場しているのです。 歌川国芳が描いた全50点からなるシリーズ「誠忠義士伝」も 人気を博した忠臣蔵をテーマとした浮世絵版画。 浪士47人+高野武蔵守師直(吉良上野介義央)、 塩谷判官高貞(浅野内匠頭長矩)、早野勘平常世(萱野三平重実)の肖像に、 一筆庵(渓斎英泉)による銘々伝(プロフィール)が添えられています。 浪士ひとりひとりにもドラマがあるとなれば、やっぱり知りたくなりますよね。 江戸っ子たちも興味津々で「誠忠義士伝」を買い求めたのでは。 で、今回の小型印の図案のもとになったのが、 この「誠忠義士伝」なんですね〜。 ここまでたどり着くまで長かったなぁ。 「誠忠義士伝」とは…… 江戸東京博物館(の収蔵品検索)によると、 作 者:歌川国芳 作品名:「誠忠義士伝」 制作年:弘化4(1847)〜嘉永5(1852)年 図案のもとになった個々の作品は以下の通り。 それぞれ【作品名(実際の浪士の名)】で表記しました。 作品名に使われているのは、浄瑠璃や歌舞伎の登場人物の名で、 実名をもじって付けられています。 登場人物名は、上演台本によって異同があるらしい。 誠忠義士伝 大星力弥良兼 (大石主税良金) 誠忠義士伝 吉田定右ェ門兼貞 (吉田沢右衛門兼貞) 誠忠義士伝 礒合重郎右衛門正久 (磯貝十郎左衛門正久) 誠忠義士伝 岡野銀右衛門包秀 (岡野金右衛門包秀) 誠忠義士伝 徳田貞右衛門行高 (奥田貞右衛門行高) 誠忠義士伝 富守祐右衛門正固 (冨森助右衛門正因) 誠忠義士伝 千葉三郎平満忠 (千馬三郎兵衛光忠) 誠忠義士伝 間勢孫四郎正辰 (間瀬孫九郎正辰) 誠忠義士伝 浦松喜兵衛秀直入道隆圓 (村松三太夫高直) 誠忠義士伝 原郷右ェ門元辰 (原惣右衛門元辰) 赤穂元禄局「忠臣蔵ウィーク2014」の小型印、 家紋を見て「内蔵助だ!」と思ったら息子のほうでした(笑) ちなみに赤穂局の風景印が大石内蔵助なのですね。 誠忠義士伝 大星由良之助良雄 (大石内蔵助良雄) あと、磯貝十郎左衛門がいましたね!!!びっくり&うれしい♪ 浪士のなかで一番の美形だったらしいですよ〜。 作家の吉川英治は、この磯貝の遺品のなかに「琴の爪」があった というエピソードをことのほか気に入っていたらしく、 『新編 忠臣蔵』にも出てきますし、短編「べんがら炬燵」にも書いています。 ▼参考 赤穂市立歴史博物館 http://www.ako-rekishi.jp/ 2014年5月、国芳の「誠忠義士伝」全50点が寄贈された記念に 展覧会を開催していました(見てないけど)。 しかも、全50枚のポストカードをミュージアムグッズとして販売中。 このポストカードで郵頼できたら素敵だったわー。 江戸東京博物館 http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/ 作品に興味がある方はこちらの収蔵品検索で検索してみてください。 画像も見ることができます。がんばれば銘々伝も読むことができますよ。 青空文庫の吉川英治「べんがら炬燵」 http://www.aozora.gr.jp/cards/001562/card52447.html サクッと読めるのでぜひ。 磯貝十郎左衛門、可愛いです。 ついでに磯貝を取り巻く大人たちも可愛いです。 2014.12.17 Wednesday
年末恒例の・・・
「忠臣蔵ウィーク2014」と「第111回義士祭」
まとめて郵頼したら、ポストが大変なことになっていました。 もう、元禄15年12月14日深夜の吉良邸かっ!と。 義士が討ち入りでござる!!状態です。 さすがに「うわっ」って声出しちゃいました。 周りに人がいなくて良かったです。 まだ何枚か帰ってきていないので 明日以降またポストに討ち入られるのでしょう。 それにしても、誰が誰やら。 あんまり忠臣蔵は詳しくないのですが、 吉川英治の小説の影響で、 すっかり磯貝十郎左衛門ファンな私。 でもこの小型印のなかに十郎左はいないんだろうな。 大石内蔵助は家紋で分かりましたが、 図案は確か国芳の作品が元になってたと思うので 後日どれが誰なのかちゃんと調べてみます。 |