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** vanish into the blue **身辺雑記。
郵活とか読書記録とか、日々の雑事を備忘録的に。 2018.07.31 Tuesday
倉敷
先週末、倉敷に行ってきました。
豪雨で甚大な被害を受けた真備町とは少し離れた美観地区。 こちらは、豪雨の爪痕はほとんど感じず、でした。 ただ、台風接近でドキドキしましたが、 私の実感(美観地区に宿泊)では、台風の影響はほとんどなかったかな。 日曜日に大原美術館が臨時休館で残念!だったくらい。 ホテルで寝てる&研修の座学の間に台風が通り過ぎて、 必要だったのは雨傘よりもむしろ日傘だった、みたいな。 写真の通りとても天気が良く暑かったです。 帰りが、台風を追っかけて福岡に帰るタイミングで。 新幹線で帰ると台風と同行、福岡で大雨に遭うだろうな、という感じだったので 夜行バスで帰り、朝方着いた頃には台風は福岡をも通り過ぎてた、という。 個人的には、本当に台風来たの?という、非常にラッキーな状況でした。 2018.07.30 Monday
No.9−不滅の旋律−
先日、こちらのニュースを見つけて思わずガッツポーズ。
稲垣吾郎のベートーヴェン再び! 「No.9−不滅の旋律−」3年ぶりの再演!!! でもでも。 チケット発売日が思いっきり研修じゃん…。 まあ、研修終わってからで間に合うはずもなく。 案の定、チケット取れませんでした。 これ、初演は北九州芸術劇場で上演されたんだよなぁ。 ベートーヴェンが題材、中島かずきさん作、演出が白井晃さんときたら、 面白さは保障されていたのですが、 如何せん、ベートーヴェン役が稲垣吾郎さんという、ね。 もう絶対チケットとれないだろうという、ね。 チケット争奪戦に臨む前から心折れ、結局あきらめたという……。 再演しないかなぁ、と思っていたのでしたが……。 というわけで、読んでみました。 中島かずき『No.9 不滅の旋律』(論創社 2015年10月) 久しぶりに戯曲を読んだ。 作者の中島かずきさんは、劇団☆新感線の座付き作家で、 『髑髏城の七人』『アテルイ』『シレンとラギ』など 私は以前から中島さんの作品が好きだ。 本作は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンがテーマ。 尊大でワガママ、だけど音楽に関しては天才! そんなベートーヴェンが、難聴や時代の渦に翻弄されながらも 自らの芸術を突き詰めていく。 「政治はうつろいやすいが、芸術は不滅だ」。 ベートーヴェンの孤独というか弱さというか優しさというか……、 彼が傲慢に振る舞うほど、「誰にも理解されなくていい」なんて言うほど、 なんだか見ている(読んでいる)ほうは切なくなるね。 戯曲の醍醐味のひとつは、 自分の想像で好きな役者さんを当て込んで読めるところ。 さて、私の脳内キャスティングでは、 ベートーヴェン役は(残念ながら稲垣さんではなく) NHKのアニメ「クラシカロイド」でベートーヴェンを演じた杉田智和さんでした。 いいですよね、杉田さん。 声に不遜さと優しさがあり、とてもベートーヴェンに合っていたと思います。 あ、「クラシカロイド」も面白い作品ですが、 ここで「クラシカロイド」の話を始めると長くなってしまうので(笑) 中島さんと新感線つながりで、 2期最終話で劇団☆新感線出身の橋本さとしさんの歌声が聞けて ビックリ&嬉しかったです、とだけ。 もう結局ベートーヴェンが好きなのですよ、私は。 そういえば、演出の白井さん、 以前、NHKの「らららクラシック」のベートーヴェン回にゲスト出演してたなぁ。 白井さんもちょっと見た目ベートーヴェンっぽいよね、と思った記憶が(笑) 公式サイトもあった! 2018.07.28 Saturday
原田宗典さん『じぶん素描集』
原田宗典『じぶん素描集』講談社 2009.4(写真:須藤夕子)読了。
1ページに満たないものから、2ページ弱くらいの掌編のエッセイばかり。 原田さんの短い文章は、適度なゆるさ、過不足のなさが好き。 「妹よ、おまえはまるで・・・」では、 妹で作家の原田マハさんへ向けた、あたたかな眼差しにほっこり。 いいお兄ちゃんだ。 「ひらがなのインパクト」は、 ひやしきのこうどん(ひやし、きのこ、おろし、うどん)を 「カミサン」(=奥様)が、「ひやしきの、こきおろしうどん」と 読み間違えるという、微笑ましくも、 ひらがなの羅列が生む可笑しみに気付かせるエピソード。 新潮文庫から出ている、トルストイの『クロイツェル・ソナタ』は、 「クロイツェル・ソナタ」と「悪魔」が1冊にまとめられている。 原田さんは、2つの作品名とトルストイという作者名が 表紙に「呪いのように」並んでいるのを見て、 「何だか具合が悪くなってしまって、一頁も読めなかった魔の一冊」と。 思わず笑う。 90年代のエッセイに比べるとパンチが足りない気もしたが。 さて、次は最新作の『〆太よ』を読まなきゃ。 2018.07.27 Friday
人には忘れてはいけないものがある。
某舞台のチケット争奪戦を勝ち抜くために、午前中、仕事を休んだ。
いいのか、そんな理由で仕事を休んで? いいのです!!同じ理由で上司も休んでいるのだから!!! (大丈夫なのか、我が社は/笑) 結果:私も上司もいい席とれました! やったー! しかし、今回の出張は修羅場だった。 1日目にいろいろあって打ちのめされて、2日目の予定も変わり、 やっと家に帰ってきたーと思ったら信じられないミス! バスで帰宅していて、降りる直前に 玄関でアタフタせずに済むように、バッグの中から鍵を取り出し、 お尻のポケットに入れた。たしかに入れた。 で、家着いて、鍵を開けようとポケットに手をやると・・・ なかったよね〜。鍵。 鍵っていうか、 ポ ケ ッ ト な か っ た よね。 いや、我ながらビックリ。 尻と背もたれの間に鍵ねじ込んだだけかい! 鍵はホントにアウト! 財布とかだったらとりあえず家には入れるけど。 もう、鍵は、とにかく、忘れちゃ、ダメ、ぜったい!! 急いで営業所に連絡して、なんやかんやで、 そのバスが折り返し運転で1時間半後くらいに戻ってくるの待ってた。 コンビニ入ったりしてたけど、どうにも落ち着かず。 100パー自分が悪いからどうしようもない。 疲れてるのに。 ていうか、疲れてるから、か。 憑かれてるから? もう近年まれにみる最悪な日だった。 明日からまた研修で1泊2日〜♪ そして、こんなに短いスパンで繰り返される「旅携行本問題」(笑) 楽しくも憂鬱な、悩める時間の始まりだ。 2018.07.26 Thursday
旅出張携行本問題・回答編
7/23の「旅出張携行本問題」について、
結局、迷った挙句、新しい文庫本を1冊連れて行くことに。 出張先を地図で確認していたところ、近くに大型書店があるのに気づき、 あれ?これ、立ち寄ったが最後、絶対無駄に買っちゃう罠じゃん!!と悟ったので 比較的薄い積ン読本のうちの1冊、野尻抱影/山口誓子『星戀』を選んだ。 今回は、 1 行先に大型書店があり、 (しかも閉店時間も遅いので行きそびれる確率ゼロ) 2 1泊2日という短い期間だし、 3 資料が重いので、できるだけ荷物を減らしたい 4 だから読みたさより薄さを採用という妥協が成立! というのがポイントだった。 星とか、そんなロマンチックな気分ではなかったけど、 薄い、かつ、細切れ移動時間用に1編が短い、というのが良かった。 実際はいろいろあって、本を読むどころじゃなかったんだけど。 とりあえず、今回の答えは、野尻抱影/山口誓子『星戀』でした! 2018.07.23 Monday
旅出張携行本問題
読書好き・活字中毒の人ならば、大きな問題ではなかろうか。
そう。 旅先にどの本を持って行くか?問題である!! 明日から1泊2日の出張。 はてさて、どの本をお供に指名するか。 荷物は極力減らしたい。 でも、途中で読み終わってしまったら? (↑この恐ろしさ、活字中毒の方ならわかってくださるはず!) 今読んでいる途中なのはヘミングウェイの『海流の中の島々』(上)。 もう半分読んでいるので、読み終わっちゃいそう。 でも、移動の間は寝ていることも多いし、 そんなにサクサク読むような小説でもないし、残り半分でも十分かも?! いっそ、読み途中の本は置いておいて、新しい本を連れて行くか? だとすれば何を選べば?? 電子書籍という手もある。 そうだ!こういう時の強い味方、電子書籍! こいつさえいれば「本棚」を持ち歩くようなものじゃないかっ! だけど、今リーダーに入っている100冊近い本のなかに、 この出張中に読みたい本は……、ないなぁ。 そういうこともあるよね。 本はいっぱいあるのに「今読みたい」ものはない。 面倒なことに「読みたい本」は「そのうちに」と「今すぐ」の2種ある。 そして気分や体調、環境などなどによって「読みたい本」は変わる。 だから積ン読という現象が起こるのだ、きっと。 また、出張という条件も難しい。 つまり仕事で出かけるのだ。 これは憂鬱だ。 こういう時、仕事に関する本は却下だ!! 合間にも仕事のことを考えるなんて不健康すぎる。 旅行ならまだいい。 何かしら楽しい目的があるから、その目的に合わせて選べばいい。 例えば、行先に合わせて紀行エッセイを選ぶ楽しみ。 (国内だったら司馬遼太郎の『街道をゆく』とか) その地が舞台となった小説を探してみるのも、 そこ出身の作家の本を選んでみるのもいい。 でも仕事。 のんびり読書を楽しむというより、 気晴らしとか、移動などの隙間時間を埋める意味合いが強いか。 細切れの移動時間のためには、短編集(ショートショートだとなおよし?)や 短めのエッセイ集とかが最適なんだけど。 もう、こだわらずに今読んでる途中のものをそのまま持ってくか? 読み終わったら買えばいいんだし。 ああ、でも、本屋に「読みたい本」がなかったら? そもそも本屋に立ち寄れなかったら? 恐ろしい。 恐ろしすぎる。 と、こんなことを考えているから 出張準備が終わらず涙目になっているのだ。 でも大問題なんだよなぁ。 2018.07.21 Saturday
バナナフィッシュのこと
青春アドベンチャーで再放送された
ラジオドラマ「BANANAFISH」全話聞けた! 懐かしすぎる!! 原作も何度も読み返したし、 ラジオドラマも録音して聞き倒していたから 内容は結構忘れずに覚えていた。 ブランカの古田新太さん、フォックスの佐々木蔵之介さん、 ショーターとラオの橋本じゅんさん――、演劇好きには贅沢なキャスティング。 ユーシスとシンが女優さん(お二人とも元宝塚らしい) というのは、ちょっと違和感(笑) 細かい演出は忘れていたので、あ、ラストそこで切るんだ〜、とかいろいろ。 そしてショーターとラオが同じ役者さん(しかも大好きなじゅんさん)というのは どういう意図なんだか、深いんだか何なんだか。 リアルタイムで聞いてた時には気が付かなかったなぁ。 そして、今月からノイタミナでアニメも放送開始している。 キャラクターデザインとか、スマホ使っていたりと、 設定も今風で、全体的にオシャレだ。 声も「アニメっぽい」(いや、アニメなんだけどね)。 やっぱり声優さんと、舞台役者さんとでは、 演技の質が違うんだな、と(どちらが良い悪いではなく)。 アニメもこれからが楽しみ。 ヘミングウェイ『海流の中の島々』買ってしまった。 2018.07.19 Thursday
自分だけの地図を
長野まゆみ『メルカトル』(角川文庫 2018.2)読了。
旅人が、自分の立ち寄った街について、 宿を中心に、自分が訪れた路地や商店、食堂、酒場など、 さらに出会った人々のこと――を、一枚の紙に次々に記録していく。 まるで日記のように自分と世界の関わりを描いていくと、 それはやがて「地図」となる。 そんなプロローグから印象的だった。 そして、主人公のリュスが働いている、 「使われなくなった地図の鎮魂の場」である「ミロナ地図収集館」の、 古い紙の少し埃っぽい匂いまで漂ってきそうな描写が素敵。 リュスは地図収集館の受付カウンターで働いているが、 風変わりな客も多く、時に彼らと会話を交わしつつ、淡々と仕事をこなす。 ある日、リュスのもとに一枚の地図がもたらされる。 差出人は、「地図製作技師 メルカトル」。 同封の手紙によれば、この地図上の好きな家の鍵をリュスに進呈する、という。 ここから、入れ代わり立ち代わりな感じで、 いろいろな人物がリュスの前に現れては、奇妙な出来事を引き起こす。 全ての事件はつながっているのか、それとも――?? 救済院育ちの孤児であるリュスは、 それまでの経験から、いろんなことを諦めていて わりと理不尽な目に遭いながらも、どこか恬淡としていて。 ああ不憫な子だなぁと。 ラストは、なんとなく諦めていたものを取り戻しつつあるリュスの姿に 少しほっこり、あたたかな読後感。 事件のきっかけは、メルカトル氏から贈られた一枚の地図だったし、 リュスの勤め先も地図収集館だけど、 そんなに「地図」自体の存在感はなかったなぁ ――なんて思っていたけど、プロローグにあったように 日々の出来事を点(地)として描いて、それを線(道)でつないでいくと、 それは確かに「物語」という名の「地図」が出来上がっていた――。 そして、リュスも読者も、 これから自分だけの「新しい地図」を描いていけるのだ! 2018.07.18 Wednesday
サマータイムマシンブルース
ヨーロッパ企画のサマータイムマシンブルースのチケット、
うっかり取り損ねて、超落胆。 せめて、2005年のDVD観て落ち着こう、と。 サマータイムマシンブルース2005 作・演出:上田誠 大学のSF研究会に集う男子学生たちの日常、に 突如現れたタイムマシン! いつに行く?未来??それとも過去?? そうだ!前日に壊れて使い物にならなくなった クーラーのリモコンを取りに行こう!! でも、過去を変えてもいいの? 今を変われば未来が変わる。 じゃあ、過去を変われば今が変わっちゃうのでは?! 過去の改変を阻止するため、 25年後から来た「未来人」も巻き込んで 今日と昨日の往復がさらなるドタバタを呼ぶ! というオハナシ。 冒頭のシーン、 これ、ホントに初見で、しょっぱなからこのノリだと 相当ポカンとするよなぁ。 でも、そこからグイグイひっぱっていって 「あぁ〜、こういうことかぁ〜」の展開、さすが。 男子大学生のバカ騒ぎ最高! タイムマシンが出てくる物語史上、スケールの小ささ1位かも。 だって、ほぼ昨日と今日しか行き来してないし。 5月に、ムロ式で、永野宗典さんと本多力さんを生で見たけど、 13年たつのにお二人とも全然変わらないなぁ。 ムロツヨシさんは変わったなぁ(笑) 今をときめく?!ムロツヨシさんを初めて生で見たのは、 ますもとたくやさんとのユニットだった、と思う。 スペクタクルガーデンだったか、紳士スラックスだったか。 多分、両方見てたんだよな〜、あの頃(全演目は見てないけど)。 今検索してみてもうまく探せない。 キャラメルボックスの青山ちひろさんとか出てたのは スペクタクルガーデンだった?! んん〜、思い出せん。 ますもとさんは、脚本業でご活躍のようですね〜〜。 サマータイムマシンブルース、ノベライズも持っていたはず。 探しだして読むぞ! さてどこにしまいこんでいるやら。 2018.07.16 Monday
積ン読はなはだし
3連休すごく良い天気でした。
どこか遊びに行きたかったなぁ。 1件仕事を残してしまって昨日1日だけしか休めなかった。 しかも、ずっと待っていた某所からの「回答」が斜め上過ぎて もう笑うしかなかった(苦笑) いや、やれといわれればやりますけどね。 さて。 備忘録的に、最近買った本。 半分も読めていない。 結構前に買った本もまだまだ溜まっている。 ・吉田悠軌『一行怪談 2』 →1が想像力を刺激して超面白かったので。期待大。 ・青木やよひ『ベートーヴェンの生涯』 →復刊したんだ! ・野尻抱影/山口誓子『星戀』 →野尻抱影の随筆と、山口誓子の俳句。 「ページを繰るごとに星々が零れ落ちるような珠玉の随想句集」って 裏表紙の解説からして、ぐっとくるものがあります。 ・赤瀬川原平『新解さんの謎』 →数年前に同僚に勧められたものを電子書籍で見つけたので。 赤瀬川さんがSMさんと、三省堂『新明解国語辞典』の謎に迫る名著?! ・ユキムラ/浅葉なつ原作『神様の御用人』1〜3 →『たむらまろさん』のユキムラさんは好きな漫画家の一人。 ・ユキムラ『ぼくは灰も残らない恋がしたい』 →あ、全然こっち系も読みます。 ・池森あゆ『柴くんとシェパードさん』全2巻 →あ、全然こっち(略) ・原田宗典『〆太よ』 →復帰2作目。応援したい作家さんです。 印税が正しく使われますように。 ・須賀しのぶ『革命前夜』 →恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』、まだ文庫化しないのかなぁ、と 思いつつ買ったのですが、こちらも面白そうです。 ・『簡単すぎ!でもハマる味 おつまみ手帖 211品』 →飲み歩いていないで家飲みにシフトしたい、と思って(笑) ・長野まゆみ『メルカトル』 →今読んでるのは、これ。まだ展開が読めない不思議なお話。 積ン読が過ぎるぞ、自分。 それにつけても 学生時代に友人がふと口にした 「たとえ読まなくても、積ン読でも、財産は財産だよ」 というセリフは今考えても名言だ。 心の底から讃えたい。 そして、それを言い訳としながら日々本を買いたい。 |