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身辺雑記。
郵活とか読書記録とか、日々の雑事を備忘録的に。
 
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    ベルばら展へ
    0
      というわけで、昨日の記事の続きです。



      石橋美術館を出て、天神の福岡県立美術館へ。

      この日は、美術館のすぐ隣の福岡市民会館で
      某ジャ○ーズのアイドルのコンサートが開催されるらしく、
      「チケット余ってたら買うよ〜」という
      怪しげなおじさん、おばさんがたむろってました……
      すみません、ベルばらなんです〜と思いながら曖昧な笑顔で彼らの脇を通り過ぎ、
      福岡県立美術館へたどり着きました。




      オスカル様。
      私と「ベルばら」の出会いは高校時代。
      友人がコミックス(確か分厚い特装版みたいなヤツ)を貸してくれました。
      歴史好きで、フランス革命にも興味があったので、ハマりました。
      そして、その芝居がかった台詞も、なかばギャグとして楽しみつつ
      (というと、ファンの方に怒られてしまいそうですね)
      「文句があるならベルサイユへいらっしゃい」だの
      「お菓子がなければパンを食べればいいのに」だの
      友人たちと良く言い合っていたものです。




      展示室の前の看板。
      瞳の輝きの強さに惹かれます。




      オヤクソク?の顔ハメも。


      当然、展示室内は撮影NGなので、写真はありません。
      まずは今年で40周年を迎える『ベルサイユのばら』の原点である
      池田理代子氏が描いた漫画の原画が展示してありました。
      原画に加えて、ところどころ解説で補いながら、
      オスカルとマリーアントワネットを軸に進んでいくストーリーを
      ある程度追えるようになっています。
      私も読んだことがあるとはいえ、もう10年近く前のこと。
      原画を読みながら、そうそうこんな話だった!と思いだすことができました。
      コミックスや雑誌の表紙を飾った華やかなカラー原画も素敵でした。

      さらには、宝塚でミュージカル化された「ベルばら」の世界。
      アニメーションの世界といった、原作から展開した新たな「ベルばら」の魅力も。
      宝塚コーナーでは、簡易な舞台セットに、衣装が飾られていて圧巻でした。


      圧巻といえば物販コーナー。
      書籍をはじめ、たくさんのグッズがありました。
      まあグッズは多いだろうなぁと思っていて、ベルばらポストカードでお手紙でも書こうと
      県美に来る前に福岡中央郵便局でこちらの切手を購入していたのでした。






      ベルばら切手〜♪
      もうキラキラ感が半端ないでしょ〜〜。

      ポストカード、買おうと思ってたんですが、
      展示室から物販コーナーへと続くあまりのキラキラ感に胸やけしまして(誉めている)

      今このテンションでポストカードを買い、
      今このテンションで手紙を書き、投かんし、
      今このテンションなど全く分からない友人たちが
      非日常的なキラキラしたベルばらポストカードに当惑する

      というのが明確に見えたため、ポストカードはやめにしました。
      1枚160円という価格もちょっと引いたし(高くね?)。

      でも、なんか欲しかったので、こちらをお買い上げ。




      オスカル様の表紙。
      開くと……






      付箋です。
      4種×20枚で525円。
      これは、(ネタとして)職場で使える!と思いまして。
      ベルばらなんて使うなよ!職場で……とお思いかもしれませんが
      うちの職場はこういうノリなのです(笑)。



      最後に、県立美術館で「ベルばら」と同時開催の
      「児島善三郎と中村研一 福岡ライバル物語」展へ。




      実は、「ベルばら」よりもこっちが本命だったという(笑)。
      児島善三郎、中村研一という福岡出身の2歳違いの画家。
      県美のコレクションプラスαで構成される展覧会で、
      「郷土の美術をみる・しる・まなぶ」シリーズの第4弾。




      この展覧会はチラシが凝っていて、1種類なんですが
      折り方によって中村研一が表にくるバージョンと
      児島善三郎が表にくるバージョンと2種類になるのです!!

      会場では、「犬派?猫派?」じゃないですが、
      「あなたはどちらの作家が好きですか?中村派?児島派?」みたいな問いかけがあり、
      それぞれの作品に投票、というかコメントを書くコーナーがありました。
      安易に好き嫌いのアンケートをとって優劣をつけるみたいな企画ではなくて
      どっちが自分好みだろうと、作品をじっくり見比べることによって、
      2人の違ったタイプの画家の特色を注意深くみてもらおう、という意図なのでしょう。

      私は、フォーブの児島も写実の中村も、どちらも好きですが
      どちらかと問われれば児島善三郎の方が好みかなぁ。
      はっきりとした鮮やかな色遣いとか(派手ですけどね)、
      風景や肉体の力強い量感とか。

      そうそう。
      児島善三郎と言えば、この切手。



      右は、今展のパンフレットに載っていた児島の写真。




      これは東京国立近代美術館所蔵の≪雪柳と海芋に波斯の壷≫(1927年)。
      今回は展示されていませんが。

      児島善三郎と中村研一。
      くしくも、ふたりとも絶筆となった作品はバラの花だったそうです。
      会場の最後に並べて展示してありました。

      しかし、バラづくしな一日でした。




      ☆おまけ1



      次の三菱地所アルティアムの企画展は「mina perhonen」展だそうです。
      チラシがすごく可愛いです。楽しみ〜。




      さっそくブックカバーにして、すみません。



      ☆おまけ2



      夕暮れの飛行機。
      福岡空港ほど、都心に近い空港はないでしょうね。

       
      | アート・展覧会 | 22:54 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
      バラとアートと
      0
        ブログに書きたいネタは、結構たくさんたまっているのですが、
        なかなか記事にする時間と気力がなくて……
        今日から数回、芸術の秋・読書の秋をテーマに記事をUPしていこうと思います。

        というわけで、今日は、2館3展覧会をハシゴしてきましたので、その話を。



        石橋美術館「8人の作家たち」展
        福岡県立美術館「ベルサイユのばら」展
        同じく福岡県美「児島善三郎と中村研一 福岡ライバル物語」展





        まずは、花がいっぱいの石橋美術館から。





        キレイなバラが花盛り。
        それもそのはず、「秋のバラフェア」開催中でした。
        美術館の前庭には、いろんな種類のバラが咲き乱れています。




        これは「フリージア」というバラ。




        「メルヘンケニギン」。




        「プリンセス・ミチコ」。
        ミチコ=美智子皇后のことです。




        「ストロベリーアイス」。
        なんて甘い名前!




        「熱情」。
        真っ赤!




        「ピース」。




        「アリンカ」。




        「ウエルイン・ガーデン・グローリー」。




        「ティネケア」。




        「かがやき」。


        おおーっ。ちょっとしたバラ図鑑!!
        一応、品種名をメモしてきたんですが、間違っていたらスミマセン……
        ちなみに、これら全て携帯のカメラで撮影しました。
        デジカメ持ってこなかったの後悔しましたね。







        イチョウも色づいていました。
        ていうか、館内に行きつく前に、はしゃぎすぎ。







        さて。
        今回の展覧会は「コレクション展示 8人の作家たち」。
        石橋美術館のHPによると、

        石橋コレクションの中心をなす画家、古賀春江、安井曾太郎、藤田嗣治、岡田三郎助、藤島武二、青木繁、坂本繁二郎。それに今回ブリヂストン美術館から特別出品で20世紀イギリスを代表する彫刻家ヘンリー・ムアを加え、8人の作家たちの作品約160点を紹介します。
        色彩豊かでキュートな古賀春江の水彩画や、季節感が楽しい安井曾太郎の文藝春秋表紙絵、なめらかなフォルムのヘンリー・ムアの彫刻など、部屋ごとに展開される8人8様の世界をたっぷりとお楽しみください。

        との内容。

        「コレクション展」というと、地味で変わり映えしない、
        そういうイメージを見事に覆します。
        それにしても、良いコレクションをお持ちで。
        この8人、そうそうたる面々です。

        古賀春江が好きなのですが、装丁画も展示されていて興味深かったです。
        あとは、青木繁の2つの重要文化財の作品。
        フジタの猫は、毛がふさもさで思わずなでたくなる。
        岡田三郎助の部屋には、師と友人として和田英作と黒田清輝の作品もあった。

        安井曾太郎の『文藝春秋』の表紙絵もすごく良かったです。
        安井による、「表紙のことば」みたいなのも一緒に掲示されていたので
        それを描くに至った経緯も分かって、より安井に親しみがわいた。
        友人の梅原龍三郎がこれを描いたらいいよ、と言ったから描いてみた、とか
        孫をモデルにしたが、じっとしていないので描けなかった、とか
        器に盛った饅頭を描こうとすると、奥さんが緋毛氈を敷いてくれた、とか




        安井のポストカード3枚買ってしまいました。
        右2点が『文藝春秋』の表紙絵。


        ところで、



        安井曾太郎といえば、この切手。
        この作品≪金蓉≫は東京国立近代美術館蔵ですが、
        石橋美術館(ブリヂストン美術館)のコレクションは、
        結構切手になっているんです。

        例えば、今展でも展示されていた重要文化財でもあるこちら。




        青木繁≪わだつみのいろこの宮≫。
        いつか、切手になっている美術作品について、
        所蔵館とかちゃんと調べて整理して、出来る限り観に行きたいなぁ。


        福岡県立美術館の2展覧会については、また後日。
         
        | アート・展覧会 | 22:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        東京ミュージアムショップ巡り・戦利品〜上野2〜
        0
          上野編、続きです。

          カハクこと国立科学博物館。



          ここのミュージアムショップも好きなんですが、
          この日は時間がなくて断念。
          また来るから〜〜。



          そして、セイビこと国立西洋美術館。



          ル・コルビュジエの設計。




          「ベルリン国立美術館展」を開催中。
          こっちもフェルメールですね。
          あんまり興味ない・・・。

          ただ、ショップはフェルメール関連もあったけど、ドイツ関連のものも多く、
          私がついつい買ってしまったのはこちら。





          ドイツビール!!
          もはやアート関係ねぇ!!!(笑)

          下のものはグレープフルーツビールで、
          最初口に入れたときはグレープフルーツジュースみたいな感じで
          後からビールの苦味うまみがでてくる。




          ちゃんとコースターまでついていたのが嬉しい。




          また、西洋美術館といえばロダン。地獄の門。
          常設のショップには≪考える人≫のフィギュアストラップを売ってます。



          最後は上野の森美術館。



          ルドゥーテ展を開催中。
          ショップも、ルドゥーテグッズ満載。
          もう薔薇ばっかり。






          すこし小さめのファイル(チケットフォルダ?)を購入。
          薔薇だけじゃなく、いろんな花が描かれているのを選びました。


          やっぱり上野、楽しい♪
          展覧会観るもよし、ショップ巡りをするもよし。
          動物園も久しぶりに行きたかったなぁ。
          駅の中にも雑貨屋さんが入ってたりして、1日遊べる上野です。


            
          | アート・展覧会 | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          東京ミュージアムショップ巡り・戦利品〜上野〜
          0
            ミュージアムショップが大好きです。
            美術館も大好きです。
            展覧会も楽しみだけど、ショップでの買い物もとても楽しみです。
            ミュージアムショップには、展覧会に付随する関連グッズものみならず、
            ちょっとオシャレなアート的グッズが並んでいます。
            いや、展覧会見なくてもショップだけでも!ということも(笑)。
            しかも、ショップだけなら無料で利用できる美術館・博物館がほとんどです。

            というわけで、たくさんの美術館・博物館が集まる上野へ。


            まずは、駅から離れている東京藝術大学美術館へ。





            開催中の「近代洋画の開拓者 高橋由一」展を観覧。
            藝大の≪鮭≫に加えて、山形美術館(寄託)の≪鮭≫、
            笠間日動美術館の≪鮭図≫の3点が一堂に会するという話題の展覧会でした。
            山形の≪鮭≫は初めてみました。

            ここぞとばかりに、ショップにはいろんな鮭グッズが並んでいました。
            展覧会観て、興奮冷めやらぬときには何でも買いがちなんですが、
            ちょっと冷静になろうと努め・・・。
            だって吊られた鮭(しかも一部切られてる)の一筆箋とか
            美術ファンへはともかく、フツーには使いづらそうだし(笑)。



            とりあえず、定番のポストカードを3種。
            左から、山形、藝大、笠間の鮭です。




            藝大の鮭の切手も買ったことだし、誰かに手紙書こう。
            でも、相手選ぶよなぁ。

            ちなみに、鮭フィギュアストラップが大人気で売り切れ。
            予約販売となっていました。
            ずいぶんと生々しいシロモノだと思うのですが、
            展覧会観覧後の勢いで購入→我に返って後悔・・・というグッズでは?(笑)。

            藝大オリジナルグッズでは絵具チューブにパンダがしがみついてるピンバッチが、
            すごく可愛かったです。
            買おうか迷って結局やめた。
            買えばよかったなぁ。可愛かったなぁ。



            続いて、トビカンこと東京都美術館。
            リニューアルオープン後、初めて行ってきました。
            ショップはB1で、かなり広くなっていました。
            アート関連はもちろん、オシャレ系ステーショナリーなど充実。
            6月30日からの「マウリッツハイス美術館展」に向けて
            フェルメールやオランダに関連するグッズがたくさん並んでいました。
            ≪真珠の耳飾りの少女≫が来るんですよね。
            私、フェルメールはそんなに惹かれない・・・。
            10月からは「メトロポリタン美術館展」ですか!
            ゴッホの≪糸杉≫来るらしいので、こっちの方が見たいなぁ。
            ショップは素敵なものはたくさんあったけど、結局なにも買いませんでした〜。



            そして、トウハクこと東京国立博物館。



            110周年らしい。

            ショップ利用は無料だけど、窓口で「ショップ利用券」をもらわなきゃ
            入れてもらえません(昔は口頭で「ショップに行きたい」と言えば入れてくれたけど)。




            前々から気になっていた埴輪スタンプ、
            思い切って買ってみました。
            「踊る人々」と「犬」。古墳時代(6世紀)のものがモチーフ。
            可愛いよ〜〜。






            そして、定番の所蔵品ポストカード。
            切手を買った≪麗子像≫と≪松林図屏風≫を。

            これから、切手とセットでポストカードを集めてみようと思います。

             
               
            | アート・展覧会 | 10:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            歩いたー
            0
              仕事終わりに「六本木アートナイト」へ。
              といっても、少し六本木界隈を歩いてみた程度。
              前回(去年)は震災で中止になったらしい。

              結構な数のアート作品がたった一晩のために設営されている。

              たとえば、国立新美の草間カボチャ。



              これはこれで、かわいい。

              にしても、すごい人だった。

              六本木アートナイト
              http://www.roppongiartnight.com/


                 
              | アート・展覧会 | 00:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              南瓜たち
              0
                これまで出会った草間彌生の彫刻≪南瓜≫を集めてみた。
                こうして並べて見ると、同じ南瓜でもやっぱり少しずつ違うのがわかる。


                ●国立国際美術館


                所蔵品?
                それとも草間展の出品作品なのか。


                ●福岡市美術館


                外に展示している。
                国立国際で見たものより下膨れ。
                そして少し色あせているような気も。


                ●直島(香川県)




                時間の変化によって違う表情を見せる。


                意外に海と調和。


                もうひとつの直島の南瓜。こちらはなんと中に入ることができる。


                中に入るとこんな感じ。


                芝生の緑とのコントラストがまた良し。
                たしか、草間の一連の南瓜彫刻のうち世界最大だとか。


                ●十和田市現代美術館


                直島の赤い南瓜と同様、中に入ることができる。


                犬と南瓜。




                十和田現美には、南瓜以外にも草間の彫刻があって楽しい。


                あとは、写真は撮れなかったけど、ソウルの現代美術館にも室内に展示してあったなぁ。
                それから北九州市立美術館には、木の箱(棚?)に収まった小さな南瓜30個くらい並べたような作品も。


                ●六本木アートナイト(2012.03.25追記)


                国立新美術館前に設置された光る南瓜。



                ●おまけ


                草間彌生ストラップ。
                実際に携帯につけると存在感ありすぎなので部屋に飾っている。


                    
                | アート・展覧会 | 00:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                幻惑の水玉模様
                0
                  先週、大阪の国立国際美術館で開催中の展覧会「草間彌生 永遠の永遠の永遠」に行ってきた。



                  草間大好き。
                  親しみと畏敬の念をこめて「彌生ちゃん」と呼ばせてもらうほど(ってどれほどだ)好き。


                  エントランス前の彫刻。


                  水玉エントランス!


                  水玉や網目の入ったロゴがかわいい。

                  今回は写真撮影OKの作品(空間)が3つあった。
                  まずは水玉の空間が広がる導入部分。左上部には彌生様のありがたい御真影が掲げられている。 一歩足を踏み入れるやいなや彌生ちゃんワールド。


                  でも天井が現実感丸出しなので、上を見てはいけない。残念ポイント。

                  次は「愛はとこしえ」シリーズ(2004-07年)の部屋。 赤と白のインパクトある導入から、うってかわってモノクロの空間。 白いキャンバスに黒いマーカーペンで描かれたたくさんの人の顔や瞳。

                  続いて「わが永遠の魂」の作品群。2009年から取り組み始め、現在では140点を越えるという草間の最新シリーズ。 大きなキャンバスを埋め尽くす、具象とも抽象ともつかないモチーフ。ポップな色遣いも相まって見ていて楽しくなる。

                  それにしても、
                   ≪青春は死と生を共にたずさえて、あなたの背後から音もなくしのびよってくる≫
                   ≪自分の死のあとも宇宙は何ごともなく進んでいる≫
                   ≪すべてが永遠に回帰する≫
                  など、彼女の作品のタイトルは詩的なものが多い。


                  そして≪チューリップに愛をこめて、永遠に祈る≫。





                  くらくらする。
                  チューリップの水玉模様がついには空間全体を浸食し、支配し始めたような。
                  草間は常にこんな風景を見ているのだろうか。

                  そして、お馴染みの南瓜。


                  こういう彫刻は展示室よりも野外にあるほうが似合うかも。

                  今展の出品作は、ほぼ半数が2010-11年に制作された新作。 昔のような緻密さはないなぁ。インフィニティ・ドッツとか、あの辺が特に好きなので、少し物足りない。
                  彼女の作品を象徴する“水玉”というモチーフは、幼い頃からの幻視体験からきているという。 水玉が彼女のなかで無限に増殖していき、やがては視界を覆い尽くす。さらには徐々に日常を浸食してついには精神を蝕んでいく。そんな凄絶な体験を芸術に昇華させる草間彌生の旺盛な制作欲は、そのまま彼女の生命力につながるのかもしれない。
                  草間は「自分が死んでも作品は永遠」と言っているらしいが、長生きしてもっと多くの作品を残してほしい。

                  まだまだ彌生ちゃんの新作が見たいよ!!


                  関連展示1


                  リーガロイヤルホテルに展示された≪明日咲く花≫
                  ロビー中央に堂々と展示すればいいのに、端っこに追いやられていて残念。


                  関連展示2


                  朝日新聞本社ビルの水玉装飾≪水玉強迫≫
                  え?これだけ?なんか残念(ま、私の写真も残念だが)。



                     
                  | アート・展覧会 | 00:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  現代アートな夜
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                    久々の東京出張。2日目の夜、時間が空いたので東京都現代美術館に行ってきた。

                    2月4日から開催される「靉嘔 ふたたび虹のかなたに」と「田中敦子 アート・オブ・コネクティング」という2つの企画展のオープニングレセプションに、「行ってきた」というか連れて行ってもらった。さらにコレクション展では、「MOTコレクション 特集展示|福島秀子 クロニクル 1964 OFF MUSEUM」も開催という充実ぶり。

                    18時からのオープニングにはたくさんの人が集まっていた。作家の靉嘔さんも来ていて、挨拶をされていたけど、人混みで全然見えず。調子にのって白ワインをいただく。


                    ◆靉嘔 ふたたび虹のかなたに



                    さまざまなモチーフを虹色に塗り分ける「虹の作家」として知られる靉嘔(あいおう 1931- )の初期から新作までを展観する回顧展。たしか「靉嘔」という名前は、どこかで「あいうえお」で好きな字を挙げてほしいというアンケートを取り、上位の字の組み合わせで付けたものだと聞いたことがある。靉嘔は、椅子やテーブルなど身の周りのものや、浮世絵やルソーなど古今東西の名画などなど、あらゆるものを虹色に変換してしまう。会場は、当然ながら、虹色のものばかり。いろんな色が氾濫して眩暈がするようだった。いい意味でも悪い意味でも。


                    ◆田中敦子 アート・オブ・コネクティング



                    田中敦子(1932-2005)は、前衛の美術団体「具体」のメンバーとして、グループの最盛期に活躍した。「具体」は、1954年に兵庫県芦屋市で結成。前衛画家・吉原治良の「他人のやらないことをやれ」という指導のもと、従来の表現や素材を次々と否定して新しい美術作品を生み出していった。天井から吊った紐を使って足で描いたり、ラジコンにペン付けて走らせたり、絵具入りのガラス瓶をキャンバスに投げつけたり、結構やりたい放題な描き方で独自路線を走ったグループと言えそう。

                    田中敦子は「電気服」という無数の着色電球をつけた衣装で踊るパフォーマンスで知られているが、「電気服」のような、電球や配線を思わせるカラフルな円や線がつながり合い、絡み合う抽象絵画でも高い評価を得ている。電気を視覚化しようとしたかのような彼女の作品は、大胆に描かれた円とそれをつなぐ繊細な線といい、見るからに賑やかな色彩といい、結構好き。……好きなはずだが、色とりどり系のレインボー靉嘔と一緒に見たからか、はたまた20個のベルが展示室内を順に鳴り響いていて(←そういう作品)視覚と聴覚を同時にやられたからか、かなり疲れた。高松市美術館所蔵の≪電気服≫が出品されていたのは収穫。


                    ◆「MOTコレクション 特集展示|福島秀子 クロニクル 1964 OFF MUSEUM」

                    これは時間がなくて見ることができなかった。が、大変見応えがあった様子。なんでもこれまで公立美術館で紹介されることが少なかった福島秀子(1927-97)の作品を、未発表のものも含めてまとめった点数を見ることができたという。

                    ごめんなさい。福島秀子がわからない・・・。はじめ、福田英子かと思ったくらい。1951年に発足した「実験工房」のメンバーだったというが、ごめんなさい。「実験工房」もよくわからない。「実験工房」は、都現美のサイトの説明によると「美術と音楽を中心として、ジャンルを横断した総合的な空間(環境)の創造を目指す」グループだったそう。さらにWikipediaを参照すると、美術評論家の瀧口修造のもとに集った前衛的な総合芸術グループで、初期にはバレエを上演したり、メンバーに作曲家の武満徹もいたりしたというから、ずいぶん特異なグループであったことがわかる。多数のジャンルが交錯する分、美術館で(美術史的に)評価するのが難しいんだろうな。福島秀子は絵画を中心に発表しつつ、「実験工房」では新しいメディアを使った映像作品や舞台衣装、装置等を手掛けていたという。へぇ。


                    会期はいずれも5月6日(日)まで



                    *おまけ*

                    田中敦子展のチラシが可愛かったので、すぐさま文庫本のカバーに。満足!







                    *もうひとつおまけ*

                    そういえばホテルが池袋で、地下道から出た瞬間、光文社ビルが見えた。1日目、仕事が早く片付いたので、前々から興味があった「ミステリー文学資料館」(光文社ビルにある)に行ってみたら、16時半閉館・入館は16時まで、とのことで入館できなかった。愕然として時計を見ると16時6分だった。絶対にどこかで調整できたはずだ、6分くらい……。



                        
                    | アート・展覧会 | 00:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    旅する浮世絵
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                      リバーウォーク北九州にある北九州市立美術館分館に行ってきました。
                      「浮世絵 広重の名所絵展」。




                      昨日は福岡でも各館のコレクションを堪能してきたところですが、
                      こちらの展覧会も北九州市立美術館のコレクションを展示した展覧会。
                      良い浮世絵って海外の美術館がまとまって所蔵しているようなイメージがありますが
                      実は北九州にもこれだけのコレクションがあったんですね。
                      広重だけでなく、いろんな浮世絵が1300点あまりあるそうです。
                      その中から今回は初代・広重、二代、三代の作品を展示。
                      かなり見ごたえがありました!

                      広重の作品に多用されている青色。
                      「ヒロシゲブルー」とも呼ばれているそうです。
                      その青い部分にぼかしが入れられていて、
                      それがまた独特の空気感や水の透明感、画面の奥行などを巧みに表現していて
                      ただただ、凄いなぁー!!と感心しきり。
                      真っ白の雪景色のなかにひんやりと透きとおった水の色。
                      昼間の明るい真っ青な空の色。
                      月明かりが映える夜のほの暗い空の色。
                      青だけでなく全体的に色遣いが美しいんです。
                      たとえば青色の空と水に対して、筋雲など要所に配された茜色。
                      山や草の緑色。
                      桜の花のピンクに、梅の花の紅。

                      実はこんなにまとまった点数の浮世絵を見るのは初めてでした。
                      途中で飽きるかと思いきや、見れば見るほど面白くて。
                      結構長時間じーーっと見入っていました。

                      旅好きとしては、江戸時代の旅人たちの気持ちを想像したり
                      (当たり前だけどみんな歩いて旅してたんだよね……)
                      金閣寺や清水寺、広島の宮島など実際に行ったことがある場所を見つけては
                      江戸の人たちもこういうところを観光してたのね、と親近感を持ったり。
                      時間をかけて日本を旅してみたいな、と。
                      そんな気分になれました。
                      広重が描いたような四季や天気の変化も楽しめるような旅がしたいです。


                      年単位で仕事休んで。

                      ……無理か。
                      うん。無理だね。



                           
                      | アート・展覧会 | 23:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                      福岡、おまけ
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                        福岡市美の裏(?)にある廣田弘毅像。
                        戦前、福岡出身の唯一の総理大臣。



                        その生涯は、城山三郎の小説『落日燃ゆ』(新潮文庫)に詳しいです。


                        そして、水鏡神社。
                        この神社の鳥居の「天満宮」という文字。
                        廣田弘毅が小学生の頃に書いたものだそうです。





                        『落日燃ゆ』といえば、少し前にドラマ化されましたね。
                        見てませんけど……



                            
                        | アート・展覧会 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |